政府が開いている「教育改革タウンミーティング」で、官僚による「やらせ質問」が発覚した問題を聞いて、「ああ、これは官僚の本性がでているな」「きっと常態化しているに違いない」と思った人は多いはずです。わたしも、そう感じました。 タウンミーティングというのは、政府が重要な政策を決める際に、国民の本音を聞いて、それを参考にしようとして、平成13年から始まったものです。 ところが、9月に青森県八戸市で開かれたタウンミーティングでは、事前に文部科学省が質問書を作成、質問者に渡していたことが分かったのです。しかも、その質問者は地元の教育委員会に依頼して選んでもらったそうです。 まさに、「やらせ質問」です。やらせが、ばれないように、「棒読みは避けるように」などと指導していたといいますから、これはあきれてしまいます。 この事例以外にも5会場で、同じことをやっていたことが9日、分かりましたが、おそらく、教育