タグ

ブックマーク / rootport.hateblo.jp (10)

  • プーチンなんか怖くない。 - デマこい!

    勇気とは何か。当の勇敢さとは何か。 他人の行動を変えるとはどういうことか。 昨日からそんなことばかり考えています。 (※まだ早いような気もするけれど) 先にお断りしますが、私は軍事の専門家ではありません。国際政治にも明るくありません。この記事は何かを分析したコラムではなく、今の私の〝お気持ち〟を記したエッセイにすぎません。今の感情を、文章として残しておきたくなりました。10年後に読み返すために。「あの時どんなことを考えていたのか」を振り返るために。 年明けから、世界中の人々がプーチンの行動に驚かされてきました。「まさかこんなことをするわけないだろう」と思っていたことを、ことごとくやってのけたからです。けれど、歴史を振り返ってみると、プーチンの行動に独創的なところはありません。歴史上の独裁者たちが何度も、何度も、何度も繰り返してきたことを、同じようになぞっているだけです。 国内の不満をそら

    プーチンなんか怖くない。 - デマこい!
    minemuracoffee
    minemuracoffee 2022/03/02
    “ゼレンスキー大統領はおちんちんでピアノを弾く芸で笑いを取っていた人物です。「人から笑われること」を恐れるどころか、喜んで笑い者になろうとする人種です。 そんな男が、臆病者であるはずがない。”
  • 出版社はマンガの企画段階でお金を払わなくていいと思う/『神と呼ばれたオタク』が生まれるまで - デマこい!

    ※『神と呼ばれたオタクTwitterキャンペーン実施中☆彡 新作の紹介記事で、こういうセンシティブな話題を持ち出すのは我ながらどうかと思う。しかし、ここは地獄の1丁目はてなブログ、インターネットのWild Westだ。炎上が大好きな住民たちが憩う場所だ。当たり障りのない記事では誰にも読んでもらえないだろう。 企画段階のマンガの〝値段〟についての話だ。 インターネット上では非常にしばしば、若いマンガ家志望者の悲鳴がこだまする。 曰く、ネームの修正を1年以上も繰り返したのに結局ボツになった、タダ働きをしてしまった――。そして、炎上。「出版社はネームに料金を支払うべきではないか?」という議論が繰り返される。 (※ネームとは:マンガの下書きのさらに前の工程で、コマ割りやキャラクターの配置&構図などを簡単にメモしたもの。いわばマンガの設計図であり、マンガの面白さはネームの段階でほぼ決まる) この手

    出版社はマンガの企画段階でお金を払わなくていいと思う/『神と呼ばれたオタク』が生まれるまで - デマこい!
    minemuracoffee
    minemuracoffee 2021/10/13
    自分が出版契約したときに聞いたけど、著作権法ってめちゃくちゃ著者有利なんですよね。絶版になって契約が切れた他出版社に持っていくとしたら、編集された分も含めて全部原稿を移管する義務とかもあるらしい
  • 『スパイダーマン』は〝人生の岐路〟の映画である - デマこい!

    スパイダーマン (字幕版) 発売日: 2013/11/26 メディア: Prime Video 『スパイダーマン(2002年)』を再見しました。高校生以来です。 マーベルのヒーロー映画としては、もはや〝古典〟の1つに数えてもいいでしょう。ネタバレ全開で感想を書いていきます。ビターエンドの映画(※重大なネタバレ)にもかかわらず、はちゃめちゃにヒットしたという事実は嬉しくなりますね。「大衆娯楽の消費者は安いハッピーエンドじゃないと満足しないバカである」みたいな偏見を、気持ちよく笑い飛ばすような作品でしょう。 これは〝人生の岐路〟についてのお話です。 正直、初見の高校生のときにも「ちょっと古いタイプの映画だな」と感じました。 『マトリックス(1999年)』以降のハリウッドでは〝脚革命〟が起きたという説があります。より情報量が多く、よりテンポの速い脚が好まれるようになったというのです。その代表

    『スパイダーマン』は〝人生の岐路〟の映画である - デマこい!
    minemuracoffee
    minemuracoffee 2021/04/14
    “〝人生の岐路〟タイプの作品では、主人公の願望はさほど強くありません。というか、「自分は誰なのか知りたい」「人生の目標が欲しい」「意味ある何かを残したい」”
  • ニコ動の好きな動画を紹介したら書籍化されて解説を書くことになった話 - デマこい!

    「会社で褒められちゃいましたよ~」 担当編集者のJさんはホクホクした笑顔で言った。拙著『会計が動かす世界の歴史』の打ち上げの席である。新宿三丁目の小さな店で、ステーキ肉をつついていた。 「褒められた?」 「こんな書き手をどうやって見つけてきたんだ? と上司に言われました」 当であれば光栄なことだ。 私の文章力は、はてなブックマークのコメントで袋叩きにされながら鍛えられたものだ。ブログの読者諸賢には感謝せずにいられない。 ビジネス書が粗製乱造(失礼)される時代にあって、拙著は無事に重版を果たし、黒字化できたらしい。 担当編集者の職場内での評価にちょっとでも貢献できるのは、作家としては嬉しい。 会計が動かす世界の歴史 なぜ「文字」より先に「簿記」が生まれたのか 作者: ルートポート 出版社/メーカー: KADOKAWA 発売日: 2019/02/01 メディア: 単行 この商品を含むブログ

    ニコ動の好きな動画を紹介したら書籍化されて解説を書くことになった話 - デマこい!
    minemuracoffee
    minemuracoffee 2019/08/02
    むちゃくちゃいい話だ
  • 誤報だと信じていた人へ - デマこい!

    インターネットで遊んでいたら、こんなコメントを見かけました。 「○○新聞の誤報だ、印象操作だ」と言っていた人ほど政府に対して「裏切られた!」と怒っても良さそうなのに……というコメントです。残念ながら、そんなことになるはずありませんよ。 わりと有名な逸話で、「予言の外れたカルト教団の話」があります。指導者が予言していた世界が滅亡するはずの日に、滅亡しなかったんですよね。じゃあ信者たちが信仰心を失ったかというと、そんなことはなくて、ますます指導者への信仰を深め、熱心に布教活動をするようになった――。彼らの頭の中では、都合の良い理屈を見つけてきて、無理やり辻褄を合わせてしまったんです。 勘違いされたくないのですが、「誤報だ」と言っていた人たちがカルト信者のようだと批判したいのではありません。人間には、そういう心の働きがあるということが言いたい。 何かを信じていれば、それに対する情熱とか、かけた時

    誤報だと信じていた人へ - デマこい!
    minemuracoffee
    minemuracoffee 2018/03/11
    “「誤報だ」と信じていた人に対して必要なのは、癒やしと承認ではないでしょうか。なぜなら彼らは、ごく普通の善良な日本人だったのですから。”
  • 禁煙が日本をダメにした(?) - デマこい!

    ※この記事はJTの提供で書かれていません。 新宿西口の個室居酒屋。時刻は22時。酒が回っていた。 「日企業では、良いアイディアは喫煙所で生まれたんだと思うよ」 マルボロメンソールライトをくわえながらA氏は言った。大学のOBOGで集まっていた。A氏は某大手ゲームメーカーのプロデューサーである。つい先日も、億円単位の開発予算を獲得したばかりだという。 企画を通す秘訣は、喫煙所で取締役に直談判することだそうだ。 「考えてもみてよ。社長とか、取締役とか、そういう人と普通に5分間ミーティングするのがどれほど大変か」 世の中の〝えらい人〟は大抵すこぶる多忙だ。みっちりと詰まったスケジュールの隙間を狙って、針に糸を通すような気遣いが必要になる。 「だけど喫煙所なら、そういう人と簡単に会える」 社風にもよるだろう。 けれどA氏の指摘には一理ある。男なんて何歳になっても子供で、校舎裏にたむろする不良と変わ

    禁煙が日本をダメにした(?) - デマこい!
    minemuracoffee
    minemuracoffee 2017/10/28
    “いわゆる〝えらい人〟と親交を深める機会も稀だ。したがって喫煙所が日本企業のアイディアの源泉となり、イノベーションを生んできた可能性は充分にある。”タバコ吸わないから飲酒所が欲しい(既にある気もする)
  • 超便利!ラタトゥイユを使い回す。 - デマこい!

    あまり知られていないことですが、この「デマこい!」はお料理ブログです。 でも、私はずぼらです。 できるだけ美味しいものはべたい。 だけど、できるだけ台所に立つ時間は短くしたい。 そんな私はラタトゥイユをしばしば作って、トマトソース的に使い回しています。 ▼ラタトゥイユの作り方 【材料】 トマト缶……1つ トマト……1個 パプリカ……1個 ズッキーニ……1 セロリ……1 玉ねぎ……1玉 にんじん……1/4 にんにく……1かけ ローリエ……1枚 【調理法】 (1) にんにく、玉ねぎ、にんじんはみじん切りにする。セロリはごく薄い輪切りに、他の野菜はべやすい大きさに切る。 (2) にんにくを炒める。 (3) 玉ねぎ、にんじんを炒める。 (4) 他の野菜を炒める。 (5) 火が通ったらトマト缶とローリエを入れ、ひたひたくらいまで水を足す。 (6) 煮詰めて塩コショウで味を調えたら完成。 ※

    超便利!ラタトゥイユを使い回す。 - デマこい!
  • デキる人はみんな使ってる思考の枠組み/ティンバーゲンの4つの「なぜ?」 - デマこい!

    議論をしていて、「あれ?」と感じることはないだろうか。 たとえば「A説があるから、B説は間違いだ」と主張する人がいる。ところが、A説のどのような点がB説よりも優れているのか説明しようとしないし、そもそもA説とB説が同時に成立する可能性も検証しない。B説の存在だけで、A説を否定できると思い込んでいる。1つの問題には1つの解答しかありえないと信じている人がいるのだ。 当然ながら、問題と解答がいつでも1:1で対応するとは限らない。しかし、私たちの脳には「唯一の答え」を追求しようとする傾向があるらしい。 これは日常的な議論に限らない。飛び抜けて頭がいいはずの科学者たちも、しばしば同じような論理学上の間違いを犯す。たとえば「ある生物がその特徴を持つのはなぜか?」という疑問を考えてみよう。なぜ鳥は飛ぶのか。なぜ哺乳類は子供に母乳を与えるのか。これらの疑問に「唯一の答え」はない。動物学者ニコラス・ティン

    デキる人はみんな使ってる思考の枠組み/ティンバーゲンの4つの「なぜ?」 - デマこい!
  • 世界を変えるのに必要なもの - デマこい!

    歴史をふり返るとき、私たちはイデオロギーや思想、主義・主張が世界を変えたと考えがちだ。ところが、心理学の研究が進むにつれて、私たちの考え方や行動には生まれながらの一定のパターンがあると分かってきた。 こうなると、疑問が湧いてくる。 思想や「○○主義」には、私たちの生まれながらの行動を変えるほどの力があるのだろうか。むしろ、矢印の向きは逆なのではないか。私たちが環境的な要因によって行動を変えたときに、もっとも相応しいイデオロギーが選ばれるだけなのではないか。 ■産業革命をもたらしたのは思想ではない たとえば「なぜ産業革命はイギリスで始まったのか?」という疑問について考えてみよう。 20世紀初頭の社会学者マックス・ヴェーバーは、イギリスがプロテスタントの国だったからだと考えた。プロテスタントは貯蓄と勤勉を重んじる。貯蓄は、豊かな資の源泉になる。勤勉さは優秀な労働力の供給源となる。これらが産業

    世界を変えるのに必要なもの - デマこい!
    minemuracoffee
    minemuracoffee 2016/06/08
    カードの問題、Twitterの文章の前提だけだと正解がないのが気になって、論旨が飛んだ・・・。下部構造が上部構造を規定する(マルクス)というのは昔衝撃を受けた。
  • 稼げる人と稼げない人の違い/人材不足と低賃金が両立する理由 - デマこい!

    世の中には、人材不足と低賃金が両立してしまう業界がある。 たとえば介護や警備の仕事が代表的なものだろう。最近では、船員の人材不足により日の海運業がヤバいという増田記事が注目を集めていた。船員の給与はそれほど低くはないが、労働環境のキツさには見合わない。そのため船員になりたがる若者が減り、深刻な高齢化に見舞われているという。労働力の供給過小が明白なのに、船員の待遇が向上しないのはなぜだろう? これに似た事例として、クラウドソーシングの世界がある。 クラウドソーシングのサービスでは、いわゆる「クソ案件」が多いという。仕事内容に見合わない低報酬の発注があとを絶たず、なかには適法性が問われるような案件もあるそうだ。なぜクソ案件は無くならないのだろう。なぜ、そんなクソ案件でも、一部のクラウドワーカーは引き受けてしまうのだろう? クソ案件が溢れているのは、何もクラウドソーシングの世界だけではない。た

    稼げる人と稼げない人の違い/人材不足と低賃金が両立する理由 - デマこい!
  • 1