エレクトロニック・ミュージックの先駆者、Manuel Göttschingが死去 | クラベリア
クラウト・ロック/ドイツ実験音楽シーンを代表するバンド、ASH RA TEMPELの創設者であり、エレクトロニック・ミュージックに多大な影響を与えた傑作「E2-E4」を制作したドイツの伝説的ミュージシャン、Manuel Göttschingが享年70歳で亡くなったことが明らかになった。 Manuel Göttschingのウェブサイトを通じて共有された声明によると、彼は先週の日曜日（12月4日）に、家族に囲まれながら安らかに息を引き取ったそうだ。「彼が残した空白を、私たちは彼の音楽と愛のある思い出で埋めたいと思います」と声明にはつづられている。 1952年にベルリンで生まれたManuel Göttschingは、1960年代後半から70年代初頭にかけて、西ベルリンのアンダーグラウンド音楽シーンの重要人物となり、クラウト・ロックの代表的なバンドASH RA TEMPELの中心メンバー、創設者
老舗レコードショップ「テクニーク」の元スタッフ、新たなオンラインレコードショップ「T.E.Q」をオープン | クラベリア
今年7月に運営会社エナジー・フラッシュの倒産のため惜しまれつつ閉店した渋谷・老舗レコードショップ「Technique/テクニーク」の元スタッフ冨永と須貝が、日本のテクノシーンでも重要な位置付けであった「テクニーク」のスピリットを継承し、新たなオンラインレコードショップ「T.E.Q」を立ち上げた。 “TECHNIQUEの理念を受け継ぎ、自分達の今までのノウハウを活かし、仕入れルートを確保しながら新たに開拓し、日本では手に入りづらいダンスミュージックのレコードをこれからも皆様にお届けしたいと思っています。” オープンに向けて行ったCAMPFIREでのクラウドファンディングでは目標金額は500万円を達成し、11月8日にオープンした同オンラインレコードショップ。現在、新品と中古合わせて400タイトルほどのレコードが並んでおり、新譜レコードが毎週入荷される予定だ。さらに中古は毎日更新されるという。
サウンドアーティスト／実験音楽家、Mira Calixが逝去 | クラベリア
英国を拠点とするサウンドアーティストであり、Warp Recordsと契約した最初の女性の一人であるMira Calixが亡くなったことが、Warp Recordsのソーシャルメディア上で発表された。声明では次のように述べている。 “Miraは非常に才能のあるアーティストであり作曲家であっただけでなく、美しく思いやりのある人間であり、彼女と仕事をする機会に恵まれたすべての人々の人生に感動を与えました。” Mira Calix（本名Chantal Passamonte）は1970年に南アフリカのダーバンで生まれ、ロンドンに移り住み、Warpのプレスとして音楽界でのキャリアをスタートさせた。その後、1996年にシングル「llanga」をリリースし、Warp Recordsと契約した初の女性アーティストとなる。2000年にデビューアルバム『one on one』をリリース以降、Warp Reco
世界初！現代電子音楽ミュージアム「MOMEM」、フランクフルトにオープン | クラベリア
数年の建築期間を経て、今年10月に現代電子音楽ミュージアム「MOMEM」がドイツ・フランクフルトにオープンする。 「MOMEM」は過去30年間に制作された電子音楽が与えた影響を探求し、追体験できる場所になるそうだ。ミュージアムは7つのセクションに分かれ、電子音楽がアート、デザイン、ファッション、テクノロジーなどに与えた影響や、アンビエント、エレクトロニカ、エクスペリメンタル、ハウス、テクノ、ドラムンベースなど、様々なジャンルを取り上げ、エキシビジョン、インタラクティブアート、インスタレーションアートの他に、パフォーマンス、ライブ、クラブイベントも展開される。また「MOMEMアカデミー」ではプロデューサーやアーティスト、DJによる講義やワークショップ、パネルディスカッションも行われる予定だ。 内装と外観は電子音楽からインスピレーション得ていて、12インチレコード、音の波形、スピーカーなどをデ
シカゴハウスのレジェンド、Paul Johnsonが死去 | クラベリア
ここ数週間COVID-19に感染し、入院していたシカゴハウスのレジェンド、Paul Johnsonが亡くなった。享年50歳だった。 Paul Johnsonは、1971年ハウスミュージック発祥の地であるシカゴの南部で生まれ、1984年に13歳でDJキャリアをスタート。その後は1990年にDance Mania Recordsから『Overload』をリリースするなどプロデューサーとしても頭角を現し始め、1999年にアルバム『The Groove I Have』からシングルカットされた『Get Get Down』がビルボードホットダンス/クラブプレイチャートのトップになり、世界中で350万枚以上売り上げた。その後は交通事故などによって身体的ハンデキャップを背負ってしまうも、ハウスミュージックへの情熱を失わず、DJとして世界中のフェスやクラブで活躍していた。
TECHNIQUEとデザインレーベルUNTRACEがコラボ。第一弾は大御所Cristian Vogelの名曲「( Don’t ) Take More.」 | クラベリア
TECHNIQUEとデザインレーベルUNTRACEがコラボ。第一弾は大御所Cristian Vogelの名曲「( Don’t ) Take More.」 デザインレーベルUNTRACEと渋谷のレコードショップTECHNIQUEが、あの頃クラブカルチャーを盛り上げてきた名曲・迷曲たちをモチーフにしたアパレルアイテムと音源のコラボ企画をスタート。 コラボ第一弾は、イギリスのエレクトロニック・ミュージックの大御所Cristian Vogelの名曲「( Don’t ) Take More.」をモチーフにした限定アイテム。あの頃、夜な夜な世界中の鼓膜をジャックしてダンスフロアに狂嬉のNOISEを生み出していた名曲からスタート。 曲名と、UNTRACEのタグラインを捩ったタイポグラフィーがデザインされたテクノ感満載のTシャツ、ソックス、サコッシュの３アイテムは本日 2021年7月31日（土）からTEC
「Tresor」が30周年を記念してコンピレーションを発売 | クラベリア
ベルリンのクラブ兼レーベル「Tresor」が、30周年を記念してコンピレーションを発売。12インチ12枚組、全52曲が収録された破格のボリューム作となっている。 1991年の設立以来、「Tresor」は先進的な新しいサウンドのアイデアを芽生えさせ、それを世界に向けて発信するための場所をアーティストたちに提供してきた。ジェフ・ミルズが3台のターンテーブルを駆使してプレイした最初のセットから、壮大な「Tresor Park」パーティー、90年代の「Loveparade」、そしてそれ以降の世代を超えた無数のパーティーは、多くの来場者にとって人生のハイライトとなるクラブ体験をもたらした。クラブの歴史は決して平坦ではなく、初期には当局による一時的な閉鎖や何度かの襲撃、2005年の旧店舗の閉鎖と取り壊し、そして休止期間を経て「Kraftwerk Berlin」での新店舗復活に至る
「TR-808」や「MIDI」の開発秘話を描いた書籍の発売が決定 | クラベリア
世界の音楽シーンを変えた「TR-808」のプロジェクトリーダー、菊本忠雄氏との対話を中心に執筆された書籍『TR-808＜ヤオヤ＞を作った神々 菊本忠男との対話──電子音楽 in JAPAN外伝 』 の発売が決定。開発者としてこれまで公式にインタビューを受けなかった菊本氏の開発背景に迫る。 企業より個人の開発者が重んじられる海外では、「ミスター・キクモト」として知られ、トリビュート盤も出る菊本氏。豪華アーティスト出演でも話題となったドキュメンタリー『808』へも出演をしていない最後の巨人が、初めて「TR-808」「TB-303」「TR-909」、そして、今や世界的音楽通信規格となった「MIDI」の開発秘話を設計者本人の立場から語る。 巻末には、菊本氏が関わった機材の実際の使用例をまとめたディスクガイドも掲載。 メーカーが配布していた貴重なデモレコード、アフリカ・バンバータ、808STATE、
Wata Igarashiが「Aroma Vita+」とコラボレーション。新作アンビエントトラック『Mineral』をリリース | クラベリア
Wata Igarashiが「Aroma Vita+」とコラボレーション。新作アンビエントトラック『Mineral』をリリース 今年4月にセルフレーベル「WIP」をローンチしたプロデューサー/DJのWata Igarashiが、アロマオイルブランド「Aroma Vita+」とコラボレーション。爽やかなアロマミストと共に、特製のUSBに収録された新作アンビエントトラック『Mineral 1』と『Mineral 2』の2曲が販売される。 本商品は、「Aroma Vita+」代表のTATENO氏がリスペクトする人・作品のイメージを調香し、商品として“とくべつな香り”を残していくプロジェクト香楽幸ko-ra-ko TATENOの第二弾となる。ハニーサックル、マンダリン、マジョラム、ベルガモット、スペアミントなどをブレンドした「差し込む光の様な柔らかで優しさと温かさのある」香りが特徴だという。 Mi
Burning Manによるバーチャルフェスが開催。70ヶ所以上のバーチャルステージにトップDJ達が集結 | クラベリア
Burning Manによるバーチャルフェスが開催。70ヶ所以上のバーチャルステージにトップDJ達が集結 8月30日(日)から9月6日(日)にわたり、世界最大規模の音楽&アートフェスティバルBurning Man公式のバーチャルフェスティバルが開催される。70ヶ所以上のバーチャルステージに世界中からトップアーティストが出演する。 新型コロナウイルス感染拡大の影響により今年の開催の中止を余儀なくされたBurning Man。今回この規模で開催するのは初の試みとなる本フェスでは、バーチャル上にBurning Manと同じ空間が造られ、70ヶ所以上のバーチャルステージや、Burning Manお馴染みのアート作品などが設置されている。参加者は、iOSかAndroidのアプリをダウンロードするかVRセットを着用することで、3Dアバターとしてバーチャル空間に入ることができる。バーチャル空間では、様々
渋谷WOMBが営業を再開。新プロジェクトとしてバー営業や配信用スタジオをスタート | クラベリア
新型コロナウイルス感染拡大の影響に伴い営業を自粛していた渋谷WOMBが、多目的スペースとして営業を再開。新プロジェクトとして、配信・撮影専用スタジオ「studio W」、バー営業「bar W」、カフェ営業「cafe W」をスタートした。 「studio W」は、配信・撮影専用のスタジオ。WOMBLIVE のハイスペックな音響・照明機材を使い、ライブ配信を行うことができる。3FのVVIP TERRACEと4FのVIP LOUNGEを使用した「bar W」では、「今までWOMBに遊びに来ていたお客様、関係者、出演者の皆さまのコミュニケーションや情報交換の場」をコンセプトにして、バー営業を開始。月曜日～金曜日の18:00-24:00に営業予定となっている。1FのWOMB LOUNGEを使ったカフェ営業「cafe W」は、20日より営業がスタート。日曜日の17:00-22:30のみに営業予定となっ
「Awakenings Festival」がオンラインフェスティバルの開催を発表 | クラベリア
6月27日(土)、28日(日)に行われる予定だったオランダの人気フェス「Awakenings Festival」が、前日の26日(金)も追加し、3日間にわたりオンラインフェスティバルを開催。アムステルダムの北西に位置する3500人収容可能な巨大ベニュー「Gashouder」からライブ配信が行われる。 ラインナップや各プログラム、正確な時間はまだ発表されていないが、Awakeningsの毎年のラインナップから想定すると、今回も世界トップレベルのアーティストの出演が期待できる。尚、オンラインフェスティバルには無料で参加可能とのこと。 Awakenings Festival公式HP https://www.awakenings.com/en/
5G時代の配信型スタジオ「SUPER DOMMUNE tuned by au5G」がオープン。第1弾企画でFISHMANSがARライブ | クラベリア
5G時代の配信型スタジオ「SUPER DOMMUNE tuned by au5G」がオープン。第1弾企画でFISHMANSがARライブ 世界的評価を誇るライヴストリーミングスタジオ「DOMMUNE」とau 5G (KDDI)がパートナーとなり、最先端テクノロジーを活用した5G時代の配信型スタジオ「SUPER DOMMUNE tuned by au5G」を渋谷パルコ内にオープンする。 6月14日(日)に配信される「渋谷5Gエンターテイメントプロジェクト」との最初のコラボ企画AR LIVE「INVISIBILITY」には、ヴォーカリストの佐藤伸治が1999年に惜しくも亡くなり、その後21世紀に入ってなお多くのミュージシャン、クリエイター、新世代リスナーからの熱い愛を集め続けている孤高のバンド、FISHMANSが登場。「渋谷5Gエンターテイメントプロジェクト」のAR技術を導入した拡張現実化ライブ
新番組「YOUR HOUSE by EDGE HOUSE/block.fm」がAbemaTVでスタート。石野卓球やLicaxxxなどの出演が決定 | クラベリア
新番組「YOUR HOUSE by EDGE HOUSE/block.fm」がAbemaTVでスタート。石野卓球やLicaxxxなどの出演が決定 「自粛要請で困窮するクラブ、活躍の場を失ったアーティスト、自宅待機のファンをつなぐ」をコンセプトに、国内最大のインターネットテレビ局AbemaTVの新番組として「Fight COVID19 Online EVENT YOUR HOUSE by EDGE HOUSE/block.fm」が4月26日(日)よりスタート。新世代ハウス・パーティー「EDGE HOUSE」を展開するDJ DARUMA(PKCZ®)& JOMMYとオンラインラジオ「block.fm」 を展開するm-floのメンバー☆Taku Takahashi(m-flo, block.fm)、さらには田中知之（FPM）、SOUND MUSEUM VISIONなどのクラブを展開する株式会社G
Mixcloudがライブ配信プラットフォーム「Mixcloud Live」を発表。楽曲の著作権問題にも対応 | クラベリア
Mixcloudがライブ配信プラットフォーム「Mixcloud Live」を発表。楽曲の著作権問題にも対応 オンライン音楽ストリーミングサービスMixcloudが、ライブ配信プラットフォーム「Mixcloud Live」を発表した。 Mixcloud Liveは、TwitchやSoundcloud、Instagramなどのサービスでトラブルの原因となっていた著作権の問題にも対応。DJはミックスが削除されたり、楽曲がミュートになったりすることを気にせずにライブ配信を行うことができる。 Mixcloud Liveを使用するには月額$15のクリエイター向けプラン「Mixcloud Pro」への加入が必要だが、現在90日間無料で使用することができるフリートライアルキャンペーンを行なっている。Mixcloud Proはラジオ番組やDJ Mix、ポッドキャストなどをアップロード可能で、オーディエンスへ
表参道VENTが緊急支援を募るクラウドファンディングをスタート | クラベリア
新型コロナウイルス感染拡大防止の自粛要請に伴い、表参道VENTが緊急支援を募るプロジェクトをスタートした。VENTは3月中旬より営業を停止していて、これ以上営業停止が続くと店舗運営の継続が困難になると予測されている。 支援プロジェクトの目標金額は3,000,000円に設定されていて、支援された金額は営業自粛期間中の賃料や人件費に充てられる。支援された方へのリターンプランには、VENTオリジナルのロングスリーブTシャツやスタッフコート、、VENTの全公演に1,000円で入場することが可能になるブラックカードが用意されている。支援はクラウドファンディングプラットフォーム「CAMPFIRE」で5月上旬まで受け付けている。 支援プロジェクトの詳細はこちら
KEN ISHII 13年ぶりとなるニューアルバム『Möbius Strip』に懸ける想いを語る | クラベリア
ベルギーの名門テクノレーベル「R&S Records」からデビューし、1995年にリリースしたアルバム『Jelly Tones』（R&S/SONY）が大ヒットを記録。日本のクラブシーン黎明期から世界で活躍する東洋のテクノゴッド、KEN ISHIIが13年ぶりとなるオリジナル・アルバム『Möbius Strip（メビウス・ストリップ）』をリリースする。当インタビューでは、KEN ISHIIがニューアルバムに懸ける強い想いや、その背景、制作過程について語った。 ――KEN ISHII名義としては13年ぶりのアルバムですね。 EPとして出したり、FLARE名義で出したりしてたんですけど、オリジナルのKEN ISHIIアルバムというのは知らぬ内にそんなに時間が経ってしまいましたね。 ――何故そんなに時間がかかったんですか。 作るのに時間がかかったというか、出すことに時間がかかったという感じですね。
ageHa 17周年パーティ スペシャルインタビューvol.2 -KEN ISHII- | クラベリア
ageHaがこの年末に17周年を迎える。記念すべきこのパーティに向けて、ageHaのプロデューサーである小張氏が出演アーティストと対談形式のインタビュー行う3回シリーズの第2弾。 今回はオーガナイザー「天竺」によるテクノフロアのゲストであり、11月27日に13年ぶりとなるオリジナルアルバム『Möbius Strip（メビウス・ストリップ）』の発売を控えたKEN ISHII氏へのインタビューをお届けします。 これまでパーティー以外では話をする機会がほぼなかったという両氏であるが、この対談を通して、お互いのバックグラウンドについて振り返り、今のシーンの現状、パーティメイクについて、DJ/アーティスト、そしてオーガナイザーのそれぞれの立場で語り合った。 小張 : 僕のバックグラウンド、そして、今回のゲストAlpha Protalと世界的なサイトランスのシーンについてはざっとお伝えできたと思うんで
グルーヴがテクノとハウスを分けるものになるんだ - Vince Watson - | クラベリア
グラスゴー出身、現在オランダ在住。デトロイト・テクノのアーティスト / DJと位置付けられてはいるが、ニューヨーク・ハウス・フリークからも熱い支持を受けるVince Watson。機材を自由自在に操り、琴線に触れるメロディワークで90年代から幅広いリスナーを魅了し続けている。現在はRolandのアーティストとしても活躍し、今年もアムステルダムの「909 | festival」に出演。ダンス・ミュージックの変遷をリアルタイムで体験しながら、20年以上のキャリアを積み重ねてきた彼の中には明確な回答がある。過去と現在、ジャンルの境界、音楽における地域性、生活と音楽の相互関係、音楽産業の変化…それらの質問に迷いなく答える彼の明晰さは、キャリアをスタートさせてから現在まで一貫する音楽への姿勢と共通している。 東京公演は渋谷Contactで6月21日、Dazzle Drumsが主催する〈Music O
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レコードショップ「WAVE」が新生「渋谷PARCO」で新しいプロジェクトとしてスタート | クラベリア
