先日、家電量販店でLG社製の「55型4K有機ELテレビ」を試聴したが、同型の液晶製品が並んでいる中では異彩を放っていた。 おそらく、これまで市販されたすべての家庭用テレビの中で、史上最高と評してもいいほどの画質だと思われる。しかも、単に高画質だけではなく、(今さら感のある指摘だろうが)本体の薄いことにも驚嘆した。ほとんど一枚のパネルに近い。液晶テレビは一定の厚みがあるため、結局「壁掛け」とはいかなかったが、有機ELテレビは近い将来、ボルトで壁に固定する必要のない、本物の「壁掛けテレビ」へと進化するかもしれない。 この品質に加えて、「5年間保障」のケアと「同型の液晶4Kとほとんど違わない価格」ときている。これでもう「テレビは韓国の勝ちだ」と、直感した。 たしかに、同じだけのクオリティは、東芝「レグザ」の大型有機ELテレビも到達している。しかし、価格的にはまったく太刀打ちできない。製品価格はく