●キャッシュ化 データや出力をキャッシュしておくことで、データの検索を高速にしたり、ネットワーク越しの通信のオーバーヘッドをなくしたりして、不必要な処理を排除することができる。ただし、不適切なキャッシュは逆にパフォーマンスに悪影響を与えるため注意が必要である。 注意点: よく変更されるデータはキャッシュしない。 データをキャッシュするときは、すぐ利用できる形式でキャッシュしておく。 比較的静的なページでは、出力そのものをキャッシュする。 ネットワーク接続などの共有リソースはキャッシュではなくプールする。すなわち、使い終わったら速やかに返却して再利用する。 もし更新データをWebサーバでキャッシュするのであれば、Webサーバがステートレスにならない。そのため、Webファーム構成をとる場合には同じクライアントからの要求を単一サーバに振り分ける(サーバ・アフィニティ)必要が出てくる。 関連するパ