ドイツ自動車大手BMWのオリバー・ツィプセ取締役会長は19日、内燃エンジン車の廃止に向かうと自動車市場から「値頃な車」をなくすことになりかねず、多くの人にとって手が出なくなる恐れがあると警告した。資料写真、ミュンヘン、1月撮影(2022年 ロイター/Lukas Barth) [グリーンビル(米サウスカロライナ州) 19日 ロイター] - ドイツ自動車大手BMWのオリバー・ツィプセ取締役会長は19日、内燃エンジン車の廃止に向かうと自動車市場から「値頃な車」をなくすことになりかねず、多くの人にとって手が出なくなる恐れがあると警告。BMWはあえて内燃エンジン車生産終了の日程は設けていないとし、同社としては野心的な自動車規制は支持しているものの、政治主導で内燃車が無理やり禁止される流れには賛成しかねるとした。 米サウスカロライナ州での17億ドルの電気自動車(EV)投資計画を発表する場でインタビュー