■無料宿泊券や町特産品 大山がある鳥取県江府町が、今年度から1万円以上のふるさと納税者を対象に、町特産品などを選んでもらう“プレゼント作戦”を始めた。中には保養施設の無料宿泊券もあり、町は「これで寄付件数アップは間違いない」と、そろばんを弾いている。 同町で平成20年度から始まったふるさと納税の寄付件数は、20年度10件(33万5千円)▽21年度3件(12万円)▽22年度7件(61万8千円)▽23年度7件(21万円)。PR不足もあり、計27件(128万3千円)と全体に低調で、これまでは寄付者に町長が礼状を送るだけだった。 このため、寄付件数アップを目指し、町観光協会の会員らに特産品提供を呼びかけ、企業15社から「天然水・奥大山」や「大山おこわ」「季節野菜の詰め合わせ」「スキー場1日無料リフト券」など“奥大山ギフト”19点が集まった。 目玉は標高920メートルの高原にある「休暇村・奥大山」の
子どものころにさまざまな体験活動を経験することが学力などに良い影響を及ぼすという各種の調査結果を、当コーナーでは紹介してきました。都道府県レベルで比較した場合でも、職業体験活動の多寡と学力は関連性が高いことが、国立教育政策研究所の調査で明らかになりました。職業観や勤労観などを育てる「キャリア教育」は、学力向上の面でも有効であるとも言えそうです。多くの中学校では現在、キャリア教育の一環として、地域の企業や事業所などで実際に働いたり見学したりする職場体験活動が行われています。文部科学省は、充実した体験を子どもたちにさせるため「5日間程度」の期間を確保するよう推奨していますが、実際には「2~3日間程度」という中学校が多いようです。職場体験活動の日数があまり増えない背景には「限られた授業時間数を職場体験に充てれば、教科の授業が減り、学力が低下する」という懸念が学校現場に根強くあるからだ、と指摘する
「昨日の新座市議選挙で選挙で当選した中に、すごい美女がいるらしいよ。取材してみたら?」 20日朝、他社の記者からそういわれた。投票結果を伝える地元紙をあわてて繰ってみたが、肝心の顔写真が載ってない。もどかしい気持ちで告示日翌日の紙面を探すと、顔に深くしわを刻み込んだベテラン勢の中、確かに一人だけ、つるんとした肌の美女がいるではないか。26歳、職業はタレントとある。すわ、ついに埼玉県にも青森県八戸市の藤川優里市議のような「美しすぎる市議」が誕生か?! すぐにアポを入れ、オールメディアぶっちぎりで独占取材を敢行した。(さいたま総局 安岡一成)埼玉都民のベッドタウンでいきなり4位当選 埼玉県南部にある新座市は、東京都練馬区などに隣接し、県内でもいわゆる「埼玉都民」の多い都市として知られる。人口は約16万人、ベッドタウンとしての住宅開発が展開されている。 そんな新座市の市議選で初当選した立川明日香
千葉市とインターネット検索大手、ヤフーは災害時の情報発信に関する協定を結んだ。市のホームページにアクセスが集中したときでも、情報発信に遅れが出ないようにすることなどが柱。 具体的には、ヤフーが検索エンジンで取り込んだ市のホームページの情報をポータルサイトの「Yahoo!JAPAN」に掲載、市民からのアクセスが市のホームページに集中し障害を起こすのを防ぐ。市のホームページに障害が出た場合、市は簡易型ホームページ「Yahoo!ブログ」を使って情報発信する。 また、被害状況や水道などライフラインに関する情報、避難場所やボランティア受け入れ情報などを市からヤフーに提供し、「Yahoo!JAPAN」に掲載する。
注意欠陥多動性障害(ADHD)やアスペルガー症候群(AS)などの発達障害に苦しむ大人が増えている。障害のために仕事に支障をきたし、ひきこもってしまう人も少なくない。発達障害者支援法の成立から7年。行政の取り組みは遅れがちだが、障害を持つ人たちが自助努力で立ち向かう動きも出てきた。(戸谷真美)ミス重なり辞職 「イージーミスが多すぎる。君に営業はできない」。都内に住む20代の男性は昨年夏、上司にこう指摘され、しばらくして会社を辞めた。 旅行会社の営業マン。まじめで人当たりもいいが、段取りや整理が下手。細かい連絡を忘れてしまう。添乗員として随行した先で、用意する弁当の数が変更になったのに業者への連絡を忘れてしまい、トラブルになったこともあった。 まだ、きちんとした診断は出ていない。再就職への意欲もあるが、「サービス業はもう無理だと思う」という。 発達障害は従来、子供のものとされてきた。だが近年、
不登校、ニート、中退…。いったん既存のレールから外れた若者が社会に復帰するには、周囲のきめ細やかな支援が不可欠とされる。東京都内の進学塾では不登校などの挫折を経験した大学生らが講師として受験勉強を指導、自らを立ち直りの「ロールモデル」として、社会復帰の手助けをしている。(長谷川陽子) 東京・巣鴨のマンションの一室。畳敷きの部屋にはホワイトボードが置かれ、生徒と講師がマンツーマンで向き合っていた。今年4月にオープンした「キズキ共育塾」。10~20代を中心に男女13人が通っている。いずれも不登校やひきこもりがちになった若者たちだ。 文部科学省によると、平成22年度、年間30日以上欠席した不登校の児童・生徒は小、中学校で約11万5千人。高校生では約5万3千人が不登校となり、中退も約5万3千人にのぼる。 不登校専門の学校や予備校もあるが、結局は集団生活に悩み、通えなくなる生徒も多い。キズキ共育塾に
小学生を放課後や休暇中に預かる「学童保育」事業に、鉄道会社や大手塾などの民間企業が続々と参入している。不況などの影響で共働き世帯が増える中、今後、ニーズが高まるとみているためだ。各社は立地の良さや保育時間の長さ、教育内容などをアピールし、利用者獲得に力を入れている。(竹岡伸晃)夜9時まで延長も 「今日はクリスマス用のリースを作ります。公園で拾ってきた木の実できれいに飾り付けましょう」 京王電鉄(東京都多摩市)の学童保育施設「京王ジュニアプラッツ」烏山教室(世田谷区)。京王線千歳烏山駅から徒歩2分の施設では、施設長の河村いずみさんと一緒に、小学1年生の女の子が熱心に手を動かしていた。 同社は7月、学童保育事業を始めた。沿線に共働き家庭が増えていることから平成19年に保育所運営に参入。「小学生向けの保育もやってほしい」という利用者らの要望を受け、新分野への参入を決めた。現在、1施設を運営してい
教員の飲む、打つ、買う-。こんな言葉を知人の教師から聞いた。飲むは精神安定剤を飲む、打つは鬱病のうつ、買うは宝くじを買う(当たったらすぐに辞める)、という意味らしい。教育現場の疲弊は想像以上だ。 文部科学省の調査によると全国の公立学校に勤務する新人教師のうち、1年以内に病気を理由に依願退職した人数が平成22年度は101人にのぼり、10年前の20倍に増加、このうちの9割が精神疾患を理由にしているという。 近年、学校や教師に対する社会の風当たりは強い。力量不足や熱意が感じられない教師が辞めることは仕方がないが、情熱を持ち、子供たちのために親身になって指導しようとする高い志のある新人教師が短期間のうちに心の病で辞めてしまうことは大きな問題である。 少子化により子供への対策はいろいろとなされてきたが、教える立場の教師のことは置き去りにされてきたように感じる。以前に比べ、学校を取り巻く環境は大きく変
埼玉県春日部市で8月、吉田響(ひびき)ちゃん=当時(5)=が頭などを殴られその後死亡した事件で、暴行容疑で逮捕された父親の吉田幸生容疑者(27)と叔父の武史容疑者(25)は、春日部市のケースワーカーらが住環境を確認しようとした際、自宅への立ち入りを強く拒否したという。行政機関にとって、児童虐待の疑いがある家庭の“壁”は厚いが、識者は「虐待を察知したら、児童相談所による積極介入が望ましい」と指摘する。(清作左、木村庄一) 春日部市こども家庭課によると、平成19年9月から今年7月の間、ケースワーカーらが吉田容疑者宅を40回訪れ、うち約20回は響ちゃんに会えたという。その際、玄関にゴミが積まれていたのを確認。住環境を調べるために立ち入りを何度も求めたが、両容疑者は「困ります」などと拒否したという。同課の本田次男課長は「市には強制的に立ち入る権限がない。だが、会えたことにとどまらず、児童相談所と協
頭の中で考えてはいても、それを言葉にしなければ、他人には伝わらない……。学力も同じです。習得した知識を論理的に整理し、言葉で人に伝えられなければ、結局は宝の持ち腐れです。新学習指導要領が「言語の力」(外部のPDFにリンク)育成を重要な柱の一つに位置付けているのも、このような理由からです。その基盤として、読書は欠かせません。文部科学省の調査によると、「全校一斉の読書活動」を実施している公立学校の割合は、小学校が96.2%、中学校が87.5%、高校が41.1%となっており、公立小・中学校の多くが、読書活動に取り組んでいます。その実施時間帯を聞いたところ、「始業前」が小学校90.9%、中学校93.6%、高校79.5%と最も多く、学校の読書活動の中心が、いわゆる朝読書であることがわかります。小・中学校では、朝読書が完全に定着しているようです。朝読書は、授業が始まる前の朝の時間に、10分から15分程
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く