ふるさと納税の寄付者が触ることができる徳川ミュージアムの燭台切光忠(右)。左は本物を基にした「写し」=水戸市提供 水戸市がふるさと納税の謝礼で、市内の徳川ミュージアムで展示中の名刀「燭台切光忠(しょくだいきりみつただ)」に触れる特別鑑賞会を一人十万円で二十人募集したところ、二時間で定員に達した。この名刀はオンラインゲーム「刀剣乱舞(とうけんらんぶ)」で擬人化されたイケメンとして登場し、ファンが応募したとみられる。市の担当者は「想定外の人気。こうした体験型のふるさと納税を増やしていきたい」と話す。 (越田普之) 市などによると、燭台切光忠は水戸徳川家が所有し、市内の徳川ミュージアムで常設的に展示。かつて戦国大名の伊達政宗が所持したと伝えられ、燭台もろとも家臣を切り捨てたとの言い伝えから、名付けられた。関東大震災(一九二三年)の火災で蒸し焼きになり、一部が黒くこげた。
![東京新聞:刀に触れる権利即満員に 「刀剣乱舞」で人気 水戸のふるさと納税謝礼:茨城(TOKYO Web)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/bbc9f70f3754a9cefd2cfe5ba8ea1cc1a499ef77/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.tokyo-np.co.jp%2Farticle%2Fibaraki%2Flist%2F201811%2Fimages%2FPK2018110202100065_size0.jpg)