シンボルグラウンディング問題(Symbol grounding problem)とは?:AI・機械学習の用語辞典 用語「シンボルグラウンディング問題」について説明。記号(言葉)が実世界の意味に結び付いているかを論じる問題を指す。現状のコンピュータ/人工知能は必ずしも結び付いておらず、言葉を理解していないとされる。 連載目次 用語解説 シンボルグラウンディング問題(Symbol grounding problem、もしくは記号接地問題)とは、認知科学や意味論における用語で、記号(Symbol:シンボル、要するに文字列/言葉)が実世界の意味につながっている(grounding:接地している)かを論じる問題である。人間は記号と実世界の意味を結び付けて言葉を理解している一方、(特にルールベースや知識表現ベースの)コンピュータ/人工知能では必ずしも結び付いていない、つまり言葉を理解しているわけではな