伊藤和典(右)と清水節氏[映画.com ニュース] 国産初の本格的な特撮テレビドラマとして1966年に放送され、怪獣ブームを巻き起こした「ウルトラQ」内のエピソード「ガラモンの逆襲」4K上映が10月31日、第32回東京国際映画祭内のプログラムとしてTOHOシネマズ六本木で上映され、脚本家の伊藤和典、聞き手として映画評論家の清水節氏が来場した。 「ウルトラQ」に登場する怪獣の中でも、現在も高い人気と知名度を誇る“隕石怪獣ガラモン”が登場する本作。正体不明の不気味な男が、研究所から“ガラモン事件”の隕石を盗み出す。時を同じくして、無数のガラダマが東京めがけて落下し、中から隕石怪獣ガラモンが出現する……という物語だ。 54年、初代「ゴジラ」が公開された年に生まれたという伊藤。「実家が映画館だったので、『キングコング対ゴジラ』のプレスリリースなどを見て、こんなのを作っているんだとワクワクした記憶が