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ブックマーク / standards.mitsue.co.jp (35)

  • 文書構造と動的なWebのアクセシビリティ | Web標準Blog | ミツエーリンクス

    Mozillaでアクセシビリティ関連のQAを担当しているMarco Zeheが自身のBlogに “The importance of placement of HTML elements in a document” という記事を投稿していました。JavaScriptでモーダルダイアログなどを実現するものがありますが、実装方法によってアクセシビリティを著しく損ねることになるケースが紹介されています。 記事で例に挙げられていたのはThickBox。デモの写真やリンクをクリックするとダイアログが開くのですが、これは新たに生成したdivを文書の一番後ろに追加し、それをスタイルシートで調整するという実装が行われています。 表示上はなんら問題ない方法ですが、Zeheはこの「文書の一番後ろに追加する」ことに問題があると述べています。文書の最後に要素を追加してしまうと、内容の多いページにおいてはアンカー

  • 新しいHTML5の草案が公開 | Web標準Blog | ミツエーリンクス

    HTML WGより、新しいHTML5の草案が、変更点をまとめた文書と共に公開されました。 HTML 5 (2009年8月25日付け草案) HTML 5 differences from HTML 4 いつものとおり、変更点の翻訳も更新しましたので、そちらを参考にしていただければ幸いです。 HTML 5 ― HTML 4 からの変更点 2009 年 4 月 23 日版からの変更点 マイクロデータとWAI-ARIA 変更点のうち、特に注目しているのが「マイクロデータ (Microdata)」の追加と、WAI-ARIAの組み込みが始まったことです。 マイクロデータは、情報を機械可読が可能なかたちで要素内に埋め込むための仕組みです。こういった関連はセマンティックWeb的な側面での注目がありましたが、HTML5ではドラッグ&ドロップ機能と組み合わせることで、構造化されたデータのコピー&ペーストも可能

  • アクセシブルなドラッグ&ドロップとは? | Web標準Blog | ミツエーリンクス

    Opera Developer Communityにて、The Paciello GroupのGez Lemonにより、"Accessible drag and drop using WAI-ARIA" という記事が公開されていました。 Accessible drag and drop using WAI-ARIA - Opera Developer Community ドラッグ&ドロップを利用するWebアプリケーションなどは増えていますが、それらのアクセシビリティに関する認知や取り組みは、まだまだという状態でしょう。記事では、問題の認識から具体的な対応方法までを詳しく解説しています。 ドラッグ&ドロップの問題は? 一言「アクセシビリティ」と書いてしまいましたが、ドラッグ&ドロップには具体的にどのような問題があるのでしょうか。Gezは、次のふたつの点から、ドラッグ&ドロップの持つアクセシビ

  • 見出しを使わないサイトが58.5%!? | Web標準Blog | ミツエーリンクス

    Operaでは昨年より、MAMAと呼ばれるWebサイトの調査の結果を発表しています。 さて、一昨日にOpera Developer Networkで公開された、MAMAの新しい調査に関する記事が興味深かったので、ちょっと紹介したいと思います。 “Opera MAMA - a sneak peek at headings, images and summary - Opera's Developer Relations Team” 見出しの利用に関する統計 ページの見出し(h1-h6)がどのように使われているのかを調査したようですが、かなり面白い結果がでています。 見出し要素が利用されていない:58.5% h1が複数あらわれている:7.9% 最初の見出しがh1ではない:16.1% 見出しのレベルが飛んでいる:11.3% 見出しのレベルに順序がない:7.1% 記事のタイトルにもしましたが、見出

    mitsugusakamoto
    mitsugusakamoto 2009/05/22
    若干調査が古いんだろうな
  • Internet Explorer 8、本日夜中にリリース | Web標準Blog | ミツエーリンクス

    Microsoftより、Internet Explorer 8正式版のリリースについてプレスリリースが出ました。 Microsoft Announces Availability of Internet Explorer 8 これによると、IE8のリリースはアメリカ東部夏時間で3月19日の正午、日時間では3月20日の午前1時となります。 Web標準Blogでは、これまでにも何度かIE8とWeb標準について取り上げてきました。特に気になるのが、新しく追加された「IE8標準モード」において、これまでの標準モードに依存したページが崩れてしまう問題です。対策方法については過去にまとめていますので、参考になれば幸いです。 IE8のモードスイッチ 移りゆくモダンブラウザー リリースされるとなると、次に気になるのはマーケットシェアと、行われるであろう自動更新です。Net Applicationsによる

  • Safari 4パブリックベータがリリース | Web標準Blog | ミツエーリンクス

    昨晩のことですが、Safari 4のパブリックベータがリリースされました。UIの大幅な刷新が図られたほか、昨年発表された高速なJavaScriptエンジンも搭載されています。 次世代を感じさせるUI なんといっても、UIの変更に驚かれた方が多いのではないでしょうか。上部に移動したタブ、Top Sites、スマートロケーションバーなど、Google Chromeを強く意識したものとなっています。 また、Windows版はこれまでのAppleらしい、メタル調の概観からWindowsのネイティブウィジェットに近いものに変更されています(フォントスムージングもClearTypeが既定の設定になっています)。 SafariのUIは、他のモダンブラウザーと比べ「ベーシック」な印象が強かっただけに、この刷新はとても大きく感じました。 WebKitの進化 レンダリングエンジンですが、WebKitが新しいバ

  • WebAIMの実施したスクリーンリーダーに関する調査結果が公開 | Web標準Blog | ミツエーリンクス

    2009年1月31日 Patrick Lauke著 (この記事はWeb Standards Project(WaSP)における投稿記事「WebAIM screenreader survey…the results are in」を翻訳したものです。当Blogは翻訳の正確性を保証いたしませんので、必要に応じ原文を参照ください。) アクセシビリティ・タスクフォースのメンバーであるJared Smithから寄せられた情報です: WebAIMは最近、スクリーンリーダーの利用者の嗜好を調査しました。1100を超える回答が寄せられ、今回の調査結果はスクリーンリーダー利用者の層や嗜好について、たいへん有用な情報をもたらしてくれます。結果の一部は、極めて驚くべき内容でした。今回のような広範に渡る調査は、スクリーンリーダーの利用者という多様なグループにとって、殊更に必要とされる見識を与えれくれます。 以下に

  • Antenna House Formatter | Web標準Blog | ミツエーリンクス

    少し前のお話になりますが、今月に出荷が開始される予定のAntenna House Formatter V5.0をアンテナハウス様よりご紹介いただき、先月20日に東京で催された「CSSによる文書レイアウト指定セミナー」に参加させていただきました。 アンテナハウスでは、以前からXML組版・印刷ソフトウェアとしてXSL Formatterを開発、販売してきました。バージョン5.0において、レイアウト指定方法に従来のXSL-FOに加えCSSが利用できるようになるのを機に、同製品をAntenna House Formatterに改名するそうです。 Antenna House FormatterはWeb標準に積極的に準拠しているようで、その一例としてAcid2 Testをパスしているとのこと。CSS3のドラフト仕様についても実装を進めています。 セミナーでは『CSSによるページデザイン入門』と題した小

  • Internet Explorer 8 RC1が公開 | Web標準Blog | ミツエーリンクス

    Internet Explorer 8のRC1が公開されました。同時に、このリリースに関連したIEBlogでのエントリやビデオインタビューも公開されています。 「Release Candidate(リリース候補)」という名称のとおり、製品版にとても近いものとなっています。 新機能の追加などは行われず、バグ修正についてもセキュリティや互換性、Web標準に関連したもののみが優先的に処理されることになります。IE TeamはBeta版に引き続き、製品の品質向上のためバグレポートを行ってほしいと呼びかけています。 技術的なバグレポートが行えなくても、制作者であれば、作成したWebサイトの表示&動作チェックや、互換表示の指定を行うことで、IE8リリース時のトラブルを抑えることができるでしょう。 リリースまであと少し。既存サイトや制作中のサイトのIE8対策に、格的に取り組む時期になってきたようです。

  • Web標準仕様 日本語訳一覧

    CSS メディアクエリー 画面サイズなど、媒体の持つ特徴を利用し、スタイルシートを適用するための仕組みを提供します。 原文: “Media Queries” (W3C Recommendation 19 June 2012) セレクタ Level 3 :nth-child()や:not()など、新しいセレクタを定義するモジュールです。 原文: “Selectors Level 3” (W3C Recommendation 29 September 2011) CSS 名前空間モジュール CSSで名前空間を扱う@namespace規則を定義しています。 原文: “CSS Namespaces Module” (W3C Recommendation 29 September 2011) CSS カラーモジュール Level 3 opacityやrgba()など、色に関する値やプロパティを定義す

  • 動的処理の高速化に取り組むモダンブラウザー | Web標準Blog | ミツエーリンクス

    WebKitプロジェクトBlogの“Full Pass of Acid3”という記事にて、WebKitがAcid3テストを完全に通ったというアナウンスがありました。しかしWebKitは3月に「100/100」というスコアを出しており、テストで利用されている仕様への準拠は終了しています。いったい「完全」とはどういった意味なのでしょうか。 テストに通るとスマイリーが表示されることで有名なAcid2テストは、CSS 2.1に関するテストが中心となっていました。しかし、Acid3はより動的な側面である、DOMやJavaScriptの実装度合いを確かめるためのテストです。テストそのものが動的に更新されることから、仕様の実装だけではなくそのパフォーマンスもチェックするように求められています。WebKitは3月の時点で仕様の実装が完了したものの、パフォーマンスの向上については満足に行われていませんでした

  • Googleのブラウザー「Google Chrome」がリリース | Web標準Blog | ミツエーリンクス

    既にさまざまな媒体で伝えられていますが、Googleから「Google Chrome」というWebブラウザーのベータ版がリリースされました。 Google Chromeについて Google Chromeはレンダリングエンジンに、SafariやAndroidで利用されているWebKitを採用したブラウザーです。また、JavaScriptの処理には独自に開発した「V8」という仮想マシンを利用しており、高速な処理が期待できるとされています。 ユーザーインターフェースについても、現在のWebやユーザーの行動を見直したうえで機能を定義しまとめたものとなっているとのことです。 利用してみた感想 インストールして少し使ってみましたが、動作やレンダリングがきびきびしており快適です。インターフェースについては、タブがロケーションバーの上に配置されていたり、新しいタブを開いたページなどがOperaを想起させ

  • IE8 Beta 2がリリース | Web標準Blog | ミツエーリンクス

    数時間前に、Internet Explorer 8 Beta 2がリリースされました。IEBlogに投稿された記事のいくつか、また更新されたドキュメンテーションから、Beta 1からの変更点などを取り上げたいと思います。 新機能 “Internet Explorer 8 Beta 2 Now Available”では、新たに追加された機能、改善された機能について取り上げられています。セッションの復元やOpera 9、Firefox 3に見られるスマートロケーションバーが搭載されたようです。また「どのタブから開いたのか」という基準でタブの色分けを行う機能も追加されています。 機能の変更ではないですが、Beta 1の「アクティビティ(Activities)」という機能の名称が「アクセラレーター(Accelerators)」に変更されたようです。 また、プライバシーに関しても“IE8 and P

  • HTML5の公開スケジュール | Web標準Blog | ミツエーリンクス

    HTML WGは今月と10月に、HTML 5仕様の最新版を公開する計画をたてています。2ヶ月に一度という急なスケジュールですが、どのような理由でこうなっているのでしょうか。 W3Cの仕様書公開プロセス W3Cの各グループは、“W3C Process Document”にまとめられているプロセスに従い、新しい仕様を公開しています。 さて、各ワーキンググループには、“heartbeat requirement”という要件が課せられています。これは、「活動の内容を報告する目的で、3ヶ月に一度は、何らかの文書を新しく公開すべき、また、3ヶ月に一度は仕様の最新版を公開しなければならない。」というものです。特別な理由が無い限り、W3Cの各ワーキンググループはこの要件に従い、3ヶ月に一度何らかの仕様を公開、または更新しています。 しかし、HTML WGはこの要件に従うことができていませんでした。これは、

  • HTML 5 における HTML 4 からの変更点

    この文書「HTML 5 における HTML 4 からの変更点」は、W3C の HTML ワーキンググループ による「HTML 5 differences from HTML 4 (W3C Working Draft 10 June 2008)」の日語訳です。 規範的な文書は原文のみとなっています。この日語訳は参考情報であり、正式な文書ではないことにご注意ください。また、翻訳において生じた誤りが含まれる可能性があります。 原文が勧告 (Recommendation) ではなく、策定途中の草案 (Working Draft) であることにご注意ください。 原文の最新版 は、この日語訳が参照した版から更新されている可能性があります。また、この日語訳自身も更新されている可能性があります。日語訳の最新版は、W3C 仕様書 日語訳一覧 から参照することができます。 公開日: 2008-06

  • IE8のモードスイッチ | Web標準Blog | ミツエーリンクス

    IEBlogの“IE8 Beta 2 Coming in August”という記事にて、IE8 Beta 2が8月にリリースされるというアナウンスがありました。Beta 2ではCSS 2.1準拠に向けたバグ修正や、スクリプトのパフォーマンス向上が見込まれるようです。また、日語を含む各言語版のBetaも配布されます。 さて、同じ記事にて「meta要素によるレンダリングモード指定の文書を公開しました。」という報告がありました。今回はこの“Defining Document Compatibility”という文書を参考に、改めてIE8のレンダリングモードについて解説したいと思います。 3つのレンダリングモード IE8には3つのレンダリングモードが存在します。 IE8モード CSS 2.1やSelectors APIなど、Web標準を強く意識したモード。 IE7モード IE7の標準準拠モードと同

  • 今週のW3C (2008-03-28) | Web標準Blog | ミツエーリンクス

    XQuery Update Facility 1.0 (Candidate Recommendation) XQuery Update Facility 1.0が勧告候補となりました。Update Facilityにより、ノードの追加・削除など、クエリ結果の操作を行えるようになります。 Protocol for Web Description Resources (POWDER): Description Resources 複数のURIに対しメタ情報を付加する、POWDERという仕様が策定されています。POWDERは複数のURIを一つのグループとしてリソース化する仕様と、グループ化したリソースにメタ情報を付加する二つの仕様書から構成されており、今回公開された草案は後者のPOWDER: Description Resourcesというものです。 RDFa Primer XHTML文書にRD

    mitsugusakamoto
    mitsugusakamoto 2008/04/02
    Speech Synthesis Markup Languageとか
  • Microsoftが最初のIE8ベータ版をリリース | Web標準Blog | ミツエーリンクス

    2008年3月5日 Aaron Gustafson著 (この記事はWeb Standards Project(WaSP)における投稿記事「Microsoft releases the first IE8 Beta」を翻訳したものです。当Blogは翻訳の正確性を保証いたしませんので、必要に応じ原文を参照ください。) IE8でAcid2テストページがちゃんと表示されないことを伝えるニュース(訳注:これはIE Blogに投稿されたWhy Isn't IE8 Passing Acid2?で解説されています)がありましたが……。 Microsoft日、Internet Explorer 8の最初のベータ版をリリースしました。また、Internet Explorerデベロッパーセンターが一新され、Microsoftの作成した多数のCSS 2.1テストスイートが、W3Cのテストスイートとして利用でき

  • 非整形式なXHTMLのエラー表示 | Web標準Blog | ミツエーリンクス

    タグを閉じ忘れたり、引用符で属性値を囲み忘れたXML文書は、非整形式のエラーとなります。さて、このようなエラーを持つXHTML文書をXMLとしてブラウザに処理させた場合、どのように表示されるのでしょうか。スクリーンショットと共に解説したいと思います。 非整形式のXHTMLソースは、次のようなものとなっています(エラー部分は強調表示しています)。 <?xml version="1.0"?> <!DOCTYPE html PUBLIC "-//W3C//DTD XHTML 1.1//EN" "http://www.w3.org/TR/xhtml11/DTD/xhtml11.dtd"> <html xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml" xml:lang="ja"> <head> <title>An Ill-formed XHTML Document</titl

  • WAI-ARIAの現状と課題 | Web標準Blog | ミツエーリンクス

    Webアプリケーションでアクセシビリティを確保するための仕様、WAI-ARIAの新しい草案が2月4日に公開されています。 WAI-ARIA Version 1.0と名づけられた新しい仕様は、昨年公開された二つの技術仕様(RolesとStates and Properties)を統合したものです。内容はほとんど完成しているようで、年内にはに完成するとの見解も示されています。技術仕様だけではなく、入門文書やベストプラクティスの草案も公開されています。 仕様の策定だけではなく、ブラウザや支援技術の対応も既に進んできているようです。夏ごろにリリース予定のFirefox 3はWAI-ARIAを完全サポートするようですし、JAWSやWindow-Eyesといったスクリーンリーダーもサポートを表明しています。また、JavaScriptツールキットであるDojoは早くからWAI-ARIAをサポートしていま