「金」取ったのに…国のソフトボール補助金95%カット2008年9月3日19時48分印刷ソーシャルブックマーク 金メダルを取っても、国からの強化補助金は95%カット――。日本オリンピック委員会(JOC)が3日開いた常務理事会で、北京五輪で優勝したソフトボールのランクが最高の「特A」から、来年度は一気に最低の「D」まで落ちることが決まった。次回12年ロンドン五輪で実施競技から外れるための措置で、上野由岐子投手の熱投など五輪で多くの感動を呼んだと言われた競技に厳しい現実が待っていた。 JOCは毎年、国際大会での実績などに基づいて各競技団体をランク付け。今年度特Aのソフトボールは、水泳の1億7千万円、柔道の1億6千万円に及ばないが、国から7千万円の強化費を受けた。だが、五輪で実施されない競技は一律、Dランクになる決まりがあり、ソフトボールと野球(今年度はA)は来年度、そろってDに落ちる。D競技への