ファーストサーバのクラウド型レンタルサーバー「Zenlogic」が4日間に渡って全面停止した。2018年2月時点のZenlogicのユーザー数は中小企業や官公庁など約2万社とされており、4日間のサービス停止は影響も大きい。2012年6月の大規模障害を受けて、再発防止策を講じた同社がなぜ再び障害を起こしたのだろうか? サービスの全面停止でユーザーの阿鼻叫喚があふれる 4日間に渡ってサービスが全面停止した今回のファーストサーバの障害を受け、ネット上ではZenlogicユーザーの阿鼻叫喚であふれている。会社の顔であるコーポレートサイトが消えた会社、商売が続けられなくなった通販サイト、メールやWebが利用できる上司から詰められる担当者の声などなど。同社の問い合わせ窓口に問い合わせが殺到し、つながりにくい状態が続いていることもあり、怨嗟の声は止まらない。 まずは事故の経緯を追ってみよう。 2018年
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