C 働く生活者にとっての ワーストカンパニー 【使い捨て型】 (仕事1.5、生活2.0、価1.0) 企業内で職種による「選択と集中」が進むなか、全日本空輸(ANA)で2008年4月入社から始まったのが、地上職の契約社員化だった。CAと同じく、最初の3年間は時給制の契約社員として雇用し、従来より年収を25%カット。4年目まで辞めなかった人だけを正社員にする、というもの。総人件費を削減して総合職が生き残るために、別労組のパイロットは手がつけられないため、同じ労組に加盟する地上職を切り捨てた格好だ。なお、倒産したJALは既に地上職の新規雇用を本体から切り離し済み。総合職が自らの既得権保持のため周辺職種だけを職務給化していく流れは止まりそうにない。 Digest ANA地上職「カウンターの日」の1日 重量オーバーはゴネればOK 激しいパイロット争奪戦 足を引きずるくらい疲れ、足の形が変形 コネ入社