「男らしく髪を短く」 「もっと女性らしい服装にしたら?」 何気なく耳にする、こうした「らしさ」に疑問を持ちスカートをはいて登校する男子高校生がいます。とかく「同調圧力が強い」とも言われる日本社会の中でスカートをはく理由とは?(広島放送局記者 秦康恵)
「愛しのおっぱいへ。 27年間、俺と共にいてくれてありがとう。 誇りに思えなかったり、ずっと隠してきてごめんね。 ありのままの姿、形を受け入れて愛するということを、俺に教えてくれてありがとう」 これは、元プロバスケットボール選手ヒル・ライアンさんが10月10日に乳腺の摘出手術をしたことを公表した際自身のSNSにあげたコメントです。 ヒルさんは、体は女性で自認している性は男性だといいます。 自分の体に感謝を言えるようになるまでには、多くの葛藤と自分ではどうしようもない壁がありました。 (首都圏局/記者 浜平夏子) ヒルさんが自分の心と体に違和感をおぼえ始めたのは、小学生の頃でした。 胸が膨らむなど女性の体つきになる変化がいやでしたが、これを家族や友達にどう伝えればいいのかわからなかったといいます。 自分の体に嫌悪感さえ抱いていました。 ヒルさんは当時の気持ちについて「思春期は一番体つきが変わ
2015(平成27年)11月5日。全国で初めて東京・渋谷区が同性カップルに対して「結婚相当の関係」と認める証明書の発行を行うなど、LGBTの人たちを巡る社会的な動きが急速に進んでいます。 こうした動きを、当事者の人たちは、どのように受け止めているのか。NHKでは、全国のLGBTの当事者を支援する「LGBT法連合会」と、その賛同団体の協力を得て、当事者を対象とした大規模なアンケート調査を行い、すべての都道府県の計2600人から回答を得ました。 つづられていたのは周囲の偏見や差別を恐れ、家族へのカミングアウトさえもできないという厳しい状況の中で生きてきた人たちの切実な声でした。 NHKでは、この調査結果を専門家とともに分析し、ここに公開することにしました。 あなたのすぐそばにいるかもしれない、LGBTの人たちの“声”に、耳を傾けてみませんか。 調査地域: 全国(47全都道府県から回答) 調査対
「もう来ないでください」――同性愛者が入店できないような対策を取ってほしいと投書した利用客に対するお店側の回答が「すばらしい」と称賛されています。 この回答は、Twitterユーザーのゆーと(@Yuto_yumi_)さんが勤務先のお店に掲示する内容として投稿したもの。投書には、駐車場で男性同士が手をつないでいたとして「見ていて気持ちが悪い」「お店としては、そういう人たちを入店できないような対策を取ろうとは思いませんか?」「対策とかしてくれないなら二度と来ません。そういうお店ってこともインターネットに流します」などと記されていました。 投書と回答(画像提供:ゆーとさん) これに対するお店側の回答は「結論から申し上げます。もう来ないでください」と怒りをにじませたもの。「皆さま大切なお客さまです。お客さまを侮辱する方を、当社はお客さまとしてお迎えすることができません」と毅然と答えています。またお
企業のダイバーシティ施策といえば、「女性」に光が当たりがち。でも、先進企業が最近注目しているのが「LGBT」。国内では約12人に1人といわれるLGBTのダイバーシティの現状とは? ●LGBTってなに? (L)レズビアン 同性愛/心の性が女性の人が、同じく心の性が女性の人を好きになること。 (G)ゲイ 同性愛/心の性が男性の人が、同じく心の性が男性の人を好きになること。 (B)バイセクシュアル 両性愛/男性も女性も好きになること。 (T)トランスジェンダー 体の性と心の性が一致しない状態。 ※性同一性障害は、一定の基準を満たしたトランスジェンダーに対する医学的な診断名。 ▼体の性(生物学的性) 性染色体、内外性器の状態等から決定される。 ▼心の性(性自認) 自身の性別の認識の持ちようを表す。 ▼好きになる性(性的指向) どの性別を恋愛の対象とするかを表す。 ▼表現する性(性表現) 服装や行動
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