筑波大学の授業データベース「KdB」が4月5日より長期メンテナンスを続けており、新年度の履修登録に活用したい学生の間に波紋が広がっています。しかし、さらに輪をかけて驚くべきは、その代わりとなるシステムを1人の“新入生”が開発・公開してしまったのです。 この春から同大学メディア創成学類の1年生になった製作者・いなにわうどん(@kyoto_mast21)さんに話を聞きました。 筑波大学は約260万平方メートルの広大なキャンパスを有し、在学生は学類(学部)の垣根を超えてさまざまな講義を気軽に受講できます。そんな多様性あるカリキュラムを支援するシステムが「KdB」。授業の情報を集約したデータベースで、履修を大きく手助けする……はずなのですが、年度初めのこの時期に約1週間の長期メンテナンスに突入したのです(12日24時の終了を予定)。 そうした中で、いなにわうどんさんは新入生にもかかわらず「KdB」