■Ruby on RailsでつくるWebアプリケーションはじめの第一歩 この授業では、プログラミング初心者を対象として、Ruby on Railsというフレームワークを使って一緒にミニブログをつくっていきます。目標は、自分のWebアプリケーションをつくるために必要な、基礎的な知識と技術を身につけることです。 第一回では、とにかくRailsを使って、データの登録ができる一画面(機能)をつくってみましょう。実際に自分で作ったアプリを動かしながら、 ・インターネットでのリクエストとレスポンスの概念 ・「Ruby(言語)」と「Rails(フレームワーク)」の違い ・「コマンド」と「プログラム」の違い ・「データを登録する」ってどういうこと? などを、実感しつつ学ぶことができます。 まず、Webのアプリケーションを作るときにずっと大切になる、どこでも使える基本の考え方を身につけましょう。 ■ 事前
先日のエントリーでも少し触れたが、Ruby on Railsの最大の問題点は、それが持つ「一見そのフレームワークがMVCの形をとりながら、MVCの最も大切なところを外している『えせMVC』である」点にある。MVC(Model View Controller)がなぜ必要かを根底の部分でちゃんとと意識せずにRailsアプリケーションを作ると、後々ひどい目に会うので注意が必要である。 その意味では「RailsでMVCを学ぶ」などもっての他だし、「JavaにもRailsと同じようなフレームワークを作って業務用アプリの開発を効率化しよう」などという発想もとても危険である。 ということで、今日はまずはMVCの解説から。 MVCの発想の根底には、「モジュール化と情報の隠蔽により、プログラムがスパゲッティ化するの(コード間の相互依存関係が複雑に入り込んでしまってにっちもさっちも行かない状態になること)を避
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