この連載では、「ダメに見せない説明術」を扱っている。前回までは、五つ目のダメ説明である「独りよがり、自分視点、自己中心」をテーマに取り上げた。10のダメ説明は以下の通りである。 「10のダメ説明」 長い、細かい、テンポ悪すぎ 論点不明、主旨不明、結論なし 抽象的、具体的でない、表面的 理由がない、何故?が満載、説明が不足 独りよがり、自分視点、自己中心 遅い、ぎりぎり、時間なし 理解が浅い、内容が陳腐、質問されると沈黙 先を読まない、場当たり的、その場しのぎ 思想がない、考えがない、自分がない 反論する、否定する、対立する 今回から、六つ目の「遅い、ぎりぎり、時間なし」をテーマとする。 「遅い、ぎりぎり、時間なし」の説明は上司を怒らせる 筆者が体系化している説明術において、説明が「遅い、ぎりぎり、時間なし」とは、「相手に、何らかの行動を要求することを目的とした説明において、既に相手に判断時
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