カシオ・EXILIM EX-S600 EXILIM(エクシリム)は、カシオ計算機が開発・販売していたデジタルカメラ、またはカメラ機能重視型の携帯電話(後述)のブランドである。 概要[編集] カシオは日本で初めてデジタルカメラ「QV-10」を市販して以来、一般ユーザーやプロ仕様のデジタルカメラを製造してきた。当時のデジタルカメラはシャッターを押してから写真(静止画)が取り込まれるまで時間がかかり、またサイズも従前のフィルムカメラと同じように大きめのサイズが主流だったため、ポケットなどへ入れての携帯など不便な面も多かった。 そこで、シャッターを押してから瞬時に写真を取り込めるようにする「ウェアラブル・カードカメラ」というコンセプトとともに、小型・軽量化でポケットなどへの携帯をよりしやすくしたカードサイズデジタルカメラである、初代のEXILIMを開発した。ブランド名のEXILIMはラテン語の「並