映像の場合も講演会場を過信してはならないのは全く同じ。プロジェクタケーブルは、プロジェクタのセットに最初から付属しているコードしかないことが多く、特に主催者が会場に持ち込む場合、その長さがせいぜい2~5メートルというのが普通だ。これで演台に届く場合はいいが、届かなかったら悲劇である。いちいちページを進めるのに人の手を借りてたんじゃ自分のペースで進行できない。 そんなことにならないよう、私は常に10メートルのモニターケーブルを持参することにしている。さらに、会場によってはほかの演者が別の機器を持ち込んでいて、プロジェクタを共有することも多い。そんな場合も、会の途中で抜き差しするのはスマートではないので、切り替え器と、予備のケーブルも持参することにしている。これなら、その場でスイッチを切り替えるだけで使い分けることが可能である。 本当は、プロジェクタとスクリーンも自前で用意したいところだが、こ