JSエコシステムの進化を語るにはNode.jsを避けて通ることはできません。Node.jsと、それ自身の持つモジュール機能について歴史的な背景を踏まえつつ説明します。 ←前 目次 次→ Node.jsは非同期I/Oを備えたサーバーサイドJavaScriptのための実行環境として2009年に登場しました。1 現在はサーバーサイドJavaScriptだけではなく、JavaScriptのビルド環境として無くてはならないものになっています。 要するにNode.jsは、PerlスクリプトやRubyスクリプトと同じようにJavaScriptのコードを実行するための環境です。