長らく迷走していたサッカー日本代表監督人事について、日刊スポーツが一面で、〈代表監督 ペケルマン氏合意〉とぶち上げたのは8月30日のこと。 ところが同じ日、イタリア人・ザッケローニ氏の監督就任が日本サッカー協会より発表され、日刊は赤っ恥をかくことになった。 実はサッカー日本代表監督に関する報道では、日刊は"連敗中"だ。 「06年6月8日には、〈ジーコ後任 ジャケ監督〉と報じたし(実際にはオシム氏)、07年11月20日には、脳梗塞で倒れたオシム氏の後任として、〈オジェック氏 代表監督〉と書いていた(実際には岡田武史氏)。しかもいずれも一面でした」(大手スポーツ紙デスク) それだけに、日刊は「今度こそは」と燃えていたはずである。というのも、後任監督人事を一任されていた原博実強化担当技術委員長は、以前に日刊の評論家を務めており、良好な関係にあったからだ。 事実8月3日には、原委員長がリストアップ