引きこもりだった加藤氏が、VRデバイスと出会い、クラスターを立ち上げるまで ――本日は、クラスターが取り組んでいるサービスや、青海さんが入社された経緯などについて伺っていきたいと思います。まずは、クラスターが行っている事業について教えてください。 加藤シンプルに言うと、“メタバース”と聞いたときに皆さんが想像するであろうものを作っている会社です。いわゆるメタバースのプラットフォームを提供しています。ユーザーさんたちはバーチャル空間、世界そのものを作ることもできますし、アバターのアップロードもできます。そんなプラットフォームのなかで、アバターやアイテム、アクセサリーなどを作って売買することも可能で、我々はその手数料をいただいている、というのが当社のプラットフォーム事業ですね。 ――会社の立ち上げ時から、メタバース事業に取り組んでいたのですか? 加藤そもそもはバーチャルイベント会社としてスター