谷津矢車(戯作者/小説家) @yatsuyaguruma 戯作者(小説家)です。 代表作『おもちゃ絵芳藤』(文藝春秋)、『廉太郎ノオト』(中央公論新社)など。近刊『ぼっけもん』(幻冬舎)、『ええじゃないか』(中央公論新社)など。 実態は病的なスピッツファン。操觚の会会員。発言はすべて個人的見解です。 note.mu/yatsuyaguruma/…
![ラノベとして読める時代小説、というアプローチ](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/9f21321f6e7237c4c5b538de73a1221ad39c5118/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fs.togetter.com%2Fogp2%2F01c367efc2e82c15a5a2cadc46ff2582-1200x630.png)
あの人気ライトノベル作家の最新作は、歴史小説! 「弾正の蜘蛛」大人気ライトノベル作家が歴史小説に新境地を開く。 5/15に、富士見新時代小説文庫から発売されたレーベル初の歴史小説、「弾正の蜘蛛」! 本作を手がけたのは、アニメ化も果たした人気ライトノベル「鋼殻のレギオス」の作者、雨木シュウスケ。 本作では「雨木秀介」に改名して歴史小説に挑む。 装画には、大人気イラストレーターの「ワカマツカオリ」氏を起用! 一時は織田信長に臣従するも、後に叛意を明らかにし、最後は信貴山城で自害(一説には自爆)した 乱世の梟雄、松永久秀を新解釈で描いた意欲作。 最期を遂げた信貴山城のある、現在の奈良県では各書店全面協力のもと、大々的に展開をいただいたお陰もあり 発売一週間の現時点で売れ行きが大変好調です! 歴史小説ファンはもちろんのこと、若い読者にもおすすめの一冊です! 富士見新時代小説文庫 「弾正の蜘蛛」 雨
前2作で江戸の武士の世界を描いてきた冲方丁さんが新作の題材に選んだのは、なんと平安朝の女流作家・清少納言。今なら「いいね!」の嵐を獲得しそうな元祖ブロガーが、屈指の名作随筆『枕草子』を生んだ背景には、ある傑出した女主人との出会いがあった。現代人の共感をも呼ぶその理想的な主従関係とは。 うぶかた・とう●1977年、岐阜県生まれ。96年に『黒い季節』で第1回スニーカー大賞金賞を受賞しデビュー。2003年『マルドゥック・スクランブル』で第24回日本SF大賞、10年『天地明察』で第31回吉川英治文学新人賞、第7回本屋大賞など、12年に『光圀伝』で第3回山田風太郎賞を受賞。著作多数。 清少納言って こんな人だったの? 春はあけぼの。 やうやう白くなりゆく山際、少しあかりて、紫だちたる雲の細くたなびきたる。 日本人なら誰しも目にしたことがあるだろう『枕草子』冒頭の一文だ。夜が明けはじめた時刻の、ほんの
歴史・時代小説に登場する男は半端なくかっこいい。そして女も半端なく色気があって魅力的。そんな魅力的で個性的なキャラクターを楽しむのも歴史・時代小説の醍醐味だ。『ダ・ヴィンチ』12月号では、現代もののヒーロー&ヒロインに物足りなくなった人のために、よき漢、よき女の乱舞する作品たちを紹介している。 歴史・時代小説に対して「時代背景とか知っていないといけないから難しい」と感じている方もいらっしゃるだろう。確かに、歴史的事実とか時代考証とか、知っていればより楽しい知識はいっぱいある。でも、一度、そうしたものを全部とっぱらって考えてみてはどうだろうか? そう考えると、このジャンルの小説は、すべて、「異世界を舞台にした空想小説」である。だって、どの著者も、その時代には生きていないのだから。そう、歴史・時代小説は、極言すれば、大人も楽しめる“ラノベ”。登場人物は、どこまでも魅力的になれてしまう。現代に置
江戸剣客遊戯(二) 侍ふたり、暴れて候 荻野目悠樹 文庫判 天の悪意、再び。ふたりの侍が太平の世を斬る! 世間を騒がす辻斬り。その現場を新伍の恩人お里が見てしまったことで、彼女の身が危うくなった。新伍に請われお里の護衛をすることになった柊虎之助と橘隆志郎、天の悪意としか思えぬふたりの侍が、再び手を組んだ!
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