長い間準備を重ねてきたあるイベントへの不参加を本日決定した。自分の不注意と不運のせいとは言っても、その準備期間と現状を考えると未だに心の整理をつける事ができなかったりもする。 なにせその準備期間と言ったら、ミクロに見たら半年間、マクロに見たら12年もの長い歳月を費やしてきたのだから。結果を出すのは勿論のことだと思っていたのに、その舞台に立つことすら叶わないというのは、さすがにこたえるものがある。 不遇の私情というものは本人しか分からない。僕がここでどれだけ現在の心境を吐露しようとも、誰が見た所でそれは他人事以外の何物でもなく、それを本質的に理解する事が出来るのは常に周囲の環境を作り出していた盟友くらいだろう。僕の目には松井の骨折は他人事にしか映らないし、サッカー代表の村井の怪我も「うわぁこの時期に悲惨」くらいにしか思えない。僕なんかより、遥かに大きな問題だとしても。 客体として相対的に見ら