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2014年12月25日のブックマーク (7件)

  • ワナビに向けたラノベ創作技術論の整理と俯瞰3

    ワナビに向けたラノベ創作技術論の整理と俯瞰1 ※稿は上記を始めとして分割投稿されたものである。 ヒロインほとんどの場合、ラノベにヒロインは必要不可欠であると水島や飯田は主張する。反例はもちろんあるが、ヒロインを据えたラノベがそうでないラノベよりも圧倒的に多いことは事実である。 このヒロインについて、水島は「フラッグシップヒロイン」という独自の単語を用いて説明している。フラッグシップヒロインとは、その出会いによって、主人公は平凡な日常から非日常へと放り込まれる、という点で特徴を持つヒロインである。水島はこのフラッグシップヒロインは一人であるべきで、また傍若無人タイプが好ましいと言う。日常が非日常へと変わるのは多くの物語で最初の1度であり、従ってそういった存在は必然的に一人であらざるをえないと言えること、前述の人物間のギャップを想定する場合、ヒロインが傍若無人であるならば主人公は面倒見のいい

    ワナビに向けたラノベ創作技術論の整理と俯瞰3
  • ワナビに向けたラノベ創作技術論の整理と俯瞰2

    ワナビに向けたラノベ創作技術論の整理と俯瞰1 ※稿は上記の続きとして分割投稿されたものである。 作家の人格と登場人物の人格西谷は「主人公は作家の分身」であり、それは「五感を共有していること」、「心の奥底まで共感しあうこと」だとするが、だからといって「主人公が作家の思うように考え、行動することを意味するのではありません」と警告する。五代/榊もまたありがちなワナビのラノベについて「キャラクターが作者を代弁するただのお人形になってる」と揶揄している。 このように見てみると登場人物と作家の関係について、作家が主なのではなく登場人物が主である、と主張しているように見える。しかし当然ながら各場面における登場人物の言動や思考は作家によって執筆されるのであり、作家が考えないのであれば誰も考えてはくれない。 この点でヒックスは登場人物を作家の一部であるとして、作家のある面を誇張したものであることを求めてい

    ワナビに向けたラノベ創作技術論の整理と俯瞰2
  • ワナビに向けたラノベ創作技術論の整理と俯瞰1

    2014/1/1 全文が正しく表示されていないことに気づいたため修正した。遅ればせながら指摘に感謝したい。 はじめにラノベ作家になりたいワナビは二種類存在する。 才能のあるワナビと才能の無いワナビである。 才能のあるワナビは己の思うがまま書き連ねればそれで問題ない。一次落ちなど経験することも無く、一発で新人賞を取ったり、取れなくても編集者が連絡してきたりして遅かれ早かれデビューに至り、そしてワナビに向けたラノベ創作論を書いたりする。私はこうやってプロとしてを書いてます、どうぞ参考にしてください。 これが意味するところは、才能のあるワナビは他人の書いた創作技術を読んで必死にトレースしたりなどしなかった、という非情な現実である。ノウハウを欲するのはいつだって才能のないワナビで、そして才能の無いワナビは今日も選考落ちの通知を見て顔を覆うのである。○○先生のに書いてある通りにやったのにどう

    ワナビに向けたラノベ創作技術論の整理と俯瞰1
  • ホビージャパン45周年企画

  • 口コミだけで月間10億PV、ベストセラー続々 京都発の小説投稿サイト「小説家になろう」の歩み

    口コミだけで月間10億PV、ベストセラー続々 京都発の小説投稿サイト「小説家になろう」の歩み(1/4 ページ) 「魔法科高校の劣等生」「ログ・ホライズン」――100万部を超えるベストセラーとなり、アニメ化もされたこれらのライトノベルは、1つの投稿サイトから生まれた。「小説家になろう」。2004年にオープンした小説投稿サイトだ。京都市内のベンチャー企業・ヒナプロジェクトが運営している。 代表の梅崎祐輔さん(28)が大学生のころ個人で公開したサイトで、4年前に法人化した。口コミだけで成長し、掲載小説数は28万作品以上、登録ユーザーは50万超、月間ページビュー(PV)は約9億5000万。ここ数年は、投稿された作品が単行として出版されるケースが続出している。 執筆・閲覧とも完全無料。ブログのようなユーザーインタフェースで簡単に小説を投稿でき、メールから投稿もできる。アクセス数やコメントなどを通じ

    口コミだけで月間10億PV、ベストセラー続々 京都発の小説投稿サイト「小説家になろう」の歩み
  • 児童文学における「読む男子」の受け皿

    現代の日児童文学において、非マッチョな作品を好む男子の受け皿となる作品が少ないのではないか?という話。 「また、いずれの学年も男子の不読書が多く、女子の不読者が少なかった。」 第58回学校読書調査結果発表|2013年(国内)|子どもの図書館の動き|子どもとの情報・調査|国立国会図書館国際子ども図書館 http://www.kodomo.go.jp/info/child/2013/2013-005.html

    児童文学における「読む男子」の受け皿
  • 「Sound Horizon」の“物語音楽”を十文字青さん&左さんがノベライズ! 漫画版も連載決定

    サウンドクリエイターのRevoさんが主宰する音楽ユニット「Sound Horizon」のアルバム「Elysion~楽園幻想物語組曲~」が、2015年に小説化&漫画化することが決定した。 イラストは左さん 公式ノベルは、執筆を十文字青さん、イラストを左さんが担当する。Revoさんは監修者として参画するが、Sound Horizonの物語音楽は個々の解釈を大切にするため、同作では十文字青さんの解釈で構成されるという。タイトルは「Elysion 二つの楽園を廻る物語(上)」で、2015年2月14日に刊行予定。価格は1100円(税別)。コミック版は、「月刊ASUKA」にて連載予定。 Sound Horizon 「Sound Horizon」は、“幻想楽団”とも称され、物語性のある歌詞と組曲的な形式やパッケージ全体で魅せる「物語音楽」を主な作風とする。2013年にアニメ「進撃の巨人」のテーマ曲「紅蓮

    「Sound Horizon」の“物語音楽”を十文字青さん&左さんがノベライズ! 漫画版も連載決定