JR秋葉原駅前の再開発が大詰めを迎えている。昨年3月にオープンした「秋葉原ダイビル」に続き、オフィスビル「秋葉原UDX」(地上22階、地下3階)が3月9日に完全オープンし、両ビルから成る「秋葉原クロスフィールド」が完成する。 オープン直前の3月7日、UDXビルの飲食店街「アキバ・イチ」の内覧会が開かれた。1階から3階の3フロアに、約30の飲食店が集結した。 「秋葉原には伝統ある飲食店も多いが、気軽に入れる店があまりなく、銀座や上野に出て食事する人が多かった」と、クロスフィールドの運営企業・クロスフィールドマネジメントの山本俊行ゼネラルマネージャーは指摘。アキバ・イチは、ビジネスマンが仕事帰りに寄れる居酒屋や、外国人観光客が手軽に和食を楽しめる店、ランチタイムに便利な定食屋やカレー店など幅広くそろえ、買い物だけでなく食事もアキバで済ませてもらえるようにする。