通り魔に殺された人間がモンスターに生まれ変わり、異世界の君主としてコミュニティーを築く――。「異世界転生もの」と呼ばれるジャンルの小説や漫画のブームが続いている。実際には起こりえない設定なのに、なぜ現代人は異世界転生ものに引きつけられるのか、作家や研究者の話に耳を傾けた。 人気小説「転生したらスライムだった件」(転スラ)の著者、伏瀬(ふせ)さん(48)がインタビューに応じてくれた。転スラのアニメ版は今月、第3期が始まる。そもそも、なぜそんなペンネームにしたのですか? 「名前を伏せているので『ふせ』にしました」。大阪人らしいユーモアあふれる答えが返ってきた。 転スラは通り魔に刺殺された主人公の男性がスライムに転生するストーリー…
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