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ブックマーク / tdaidouji.hatenablog.com (5)

  • すごく、よく見かける「問題設定」なんだけど - 旧tototo

    ライトノベルの主人公に親がいない設定ばっかなのは何で?」 http://mubou.seesaa.net/article/369484260.html いつもみんな、ややこしいことを言いたがるのだが、実際には @oyomot: いやごく常識的に物語論的に主人公が主体的に動くこと考えたときに現代日で子供が主体的に動ける環境を考えてったら保護者がいたら邪魔なだけじゃん。主体的に動くために親と対決するだけで1巻終わっちゃうよ / “漫画小説における「日常と…” URL 2013-07-17 17:39:36 via Hatena 以外の意味なんかまるでなく。 実際に親が作中で出しゃばったてきたらどうなるか、想像すりゃ一発でわかると思うん。 これについては、宮崎駿も同じようなこと言われて「親を出したら子供を動かせないでしょ」と切り捨てていたのだが、にもかかわらずインタビューしてる稲葉振一郎が

    すごく、よく見かける「問題設定」なんだけど - 旧tototo
  • 遠藤浅蜊『魔法少女育成計画』(宝島社KL!文庫) - 旧tototo

    魔法少女育成計画 (このライトノベルがすごい! 文庫) 作者: 遠藤浅蜊,マルイノ出版社/メーカー: 宝島社発売日: 2012/06/08メディア: 文庫購入: 10人 クリック: 317回この商品を含むブログ (64件) を見るとりあえず文章がこなれてます。目新しい表現とかそゆのじゃありませんが僕は別にそんなの気にしないのでお話が面白ければいいんじゃないかと思いますが普通に面白いです。 素朴に言ってリリカルなのはとかマドカマギカとかが流行してるのでその路線で、という企画ものになるんでしょうが、なかなかどうして良い線をいってるというのは、あのへんが内容的に先走っちゃって取りこぼしてるものを、この小説がきちんと拾ってくれてるな、と思うからです。 現状のオタク業界の魔法少女ものって、「魔法少女」が「戦闘少女」とイコールにいつの間にかなってるんですが、実を言ってしまうとその文脈的な接続が非常に曖

    遠藤浅蜊『魔法少女育成計画』(宝島社KL!文庫) - 旧tototo
  • 遠藤知巳編「フラット・カルチャー 現代日本の社会学」 - 旧tototo

    あの遠藤知巳が真正面からライトノベルを論じている。しかも全41項目のうち編者である遠藤自身の執筆項目は序論とあとがきを除くと二つのみで、そのうちの一つが「ライトノベル」(もう一方は「マスコミと言論」)という、うわ、ついに商売っ気が出てきましたかとツッコミが入ってもおかしくないぐらい結構な話題になりそうな構成であるのに、なんでかしらんが喧しいネットラノベ論壇からの反応が聞こえてこないので、とりあえず門外漢であることを承知の上で取り上げてみる。 まず推理小説読みを自称しつつ「従来のものとはかなり手触りの異なる作品群がぼつぼつ目立つようになっていた」「どうやら発想や素材をちがうところからもってきているらしい」と西尾維新らの名前をあげ、清涼院流水などはもちろん無視して、推理小説の外側からやってきたライトノベルという領域を見いだす自己申告。なんて誠実なんだろうと感涙せずにいられない。俺は今までつくづ

    遠藤知巳編「フラット・カルチャー 現代日本の社会学」 - 旧tototo
  • がんすり - 旧tototo

    世界系とか言ってるのうざいです。 この種の新語、造語を使うと反論が封じられるというのがまずある。<教養小説>であるとか<シュールレアリスム>であるとかなら、面倒見のいいツッコミ役が「来の意味」なり「評論用語としての文脈」なりを参照してツッコミを入れてくれる可能性もあるけれど、造語は「俺の中でこうだから」で完結してしまう。あるいは、ネットの言葉を鵜呑みにしてどっか別の飲みの席で「○○は教養小説として…」と思わず言ってしまっても「いや、それ意味わかんねえし。教養小説って○○って意味じゃねえの?」といったストッパーがあることも期待できるが、造語は期待できない。 次。定義が雑。 社会てナニ。近代国家? 脱近代? ならそう書けって。 手法の稚拙さを指摘したそうに見えるわりには、どの作品のどの手法のどの部分がどう稚拙なのかを具体的に指摘しない。数学の問題を解くときに法学は参照しないし、逆もまた然り。

    がんすり - 旧tototo
    mizunotori
    mizunotori 2006/08/20
    単純に「エヴァみたいなの」と思っとけば。
  • 大泉実成「萌えの研究」講談社 - 旧tototo

    研究ていう名前だけど、帯には体験ルポってなってて、実際はエッセイ。 「消えたマンガ家」の人が軽いタッチで書いてるオタク入門書、みたいな。昨年の12月に出てるんですね。気づかなかった。 個人的に名著。てゆか、ええと、他人とは思えなかった。 文中なんの脈絡もなく2chのスレから「おまえは俺か?」の書き込みを引用してるけど、まさに自分が書いてるんじゃないかと思った。 まず1章でライトノベルにアタック、講談社だからってことかいきなり「空の境界」を編集者に手渡されて文章の下手さに文句をつける。 脳が体に「このを放り出せ」と命令しようとする。抗いがたい衝撃が体を走る。 それを仕事だからと我慢してるうちに順応していき、いつの間にやら「これも作家と絵師の才能であろう」とか「天才・奈須きのこ」とかいう言葉が出てくる。「月姫」を探して秋葉原で人に尋ねまくり、プレミアのついた「月姫」を取材費で買う。で、きっ

    大泉実成「萌えの研究」講談社 - 旧tototo
    mizunotori
    mizunotori 2006/05/11
    ドキュメント・秋葉原の神秘~感動!オタクの生まれる瞬間~
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