神流川発電所(かんながわはつでんしょ)とは、東京電力ホールディングスが群馬県多野郡上野村に設置している水力発電所である。 概要[編集] 長野県側の上池の南相木ダム湖と群馬県側の下池の上野ダム湖との間で揚水発電を行う、2県2水系にまたがる大規模な純揚水式発電所である。発電所は両ダムの間に位置し、地下500mの空洞内部に発電機6台が収められる。 揚水発電所としては世界最大級の設計最大出力2,820MWとなる。最大使用水量は6台合わせて毎秒510t。有効落差は653mである[1]。 なお、この発電所の上(地上)は御巣鷹山である。1985年8月12日に起きた日本航空123便墜落事故に於いては、墜落現場が御巣鷹山であると報道されたことがあるが、実際の事故現場は高天原山の尾根であって、墜落現場の地下にこの発電所が存在する訳ではない。なお、墜落現場は、当時の上野村村長・黒沢丈夫(元大日本帝国海軍少佐)に