米航空宇宙局(NASA)の追跡・データ中継衛星のイラスト。NASA提供(2017年8月18日提供、資料画像)。(c)AFP PHOTO/ NASA/HANDOUT 【12月30日 AFP】GPS(全地球測位システム)誘導爆弾、衛星を介して動画を送信する武装ドローン、空から情報をかき集めるスパイカメラ──米国の軍事機器はこれまで以上に宇宙を拠点とした技術に依存するようになっている。 しかし敵が米軍の衛星を標的にしたり、何らかの方法でその信号を妨害したりしてきたらどうなるだろう? この悲惨なシナリオが現実となる可能性があると米国防総省は嫌というほど分かっており、そうした事態に備えて積極的に準備を進めている。 コロラド州を拠点とする第1宇宙旅団(1st Space Brigade)の司令官、リチャード・ゼルマン(Richard Zellmann)大佐によると、米陸軍の主要な戦闘システムの約70%
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