まず印鑑(4680円から)かシヤチハタ(3600円から)かを決める。次いで書体タイプを「篆書体(てんしょたい)」か「ゴシック体」のどちらかにする。筆者なら断然、篆書体が好み。そして猫か犬、またはその他の動物から、シルエットを選ぶ。猫派の筆者としては、次の3候補から選びたい。 そしてシルエットに名前を下書きし、清書して、印鑑に彫り込む印影を作る。印鑑は12×60ミリ(直径×高さ)で、印鑑証明にも使える立派なもの。そのほか、シヤチハタやネームペンも可能だ。ちなみに「城山」とは、このハンコのデザインをしている印鑑デザイナーの城山謙一さんの名字。城山さんは、城山博文堂の社長でもある。 犬のシルエットが普通の字体と一緒に入る“わんポイント”のハンコもあるが、オモシロ度ではワン書体印鑑にはかなわない。書体のデザインは相当の絵心(字心?)がないとできないと思うが、城山さんはどうやってこのハンコを発想した
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