William Burroughs on…Led Zeppelin! | ARTHUR MAGAZINE ウィリアム・バロウズとジミー・ペイジという珍しい2ショット写真が見れる。 バロウズが1975年にレッド・ツェッペリンのライブを見て、ジミー・ペイジにインタビューを行い Crawdaddy Magazine に寄稿した記事がウェブに再掲されている。 バロウズはデヴィッド・ボウイなどロック系の人たちにも慕われ親交があったが、ジミー・ペイジとの組み合わせはちょっと不思議な感じがする。 インタビューで開口一番、以下のように言っているのが興味深かった。 WILLIAM BURROUGHS: I really, really enjoyed the concert. I think it has quite a lot, really, in common with Moroccan trance
⇒VIPPERな俺 : お前らが生涯で最も面白いと思った小説書いてけ、買うから 死ぬことと見つけたり〈上〉 (新潮文庫): 隆 慶一郎 死ぬことと見つけたり〈下〉 (新潮文庫): 隆 慶一郎 孫子〈上〉 (講談社文庫): 海音寺 潮五郎 孫子〈下〉 (講談社文庫): 海音寺 潮五郎
僕も以前に石川啄木や宮沢賢治のTwitter botを作ったのですが、気付いたら文学系のTwitter Botがたくさん増えていたのでまとめてみました(一部botじゃないものもあります)。 ちなみにこういうbotはプログラミングができなくても作れるTwitter botの作り方 を使うと比較的簡単に作れますよ(宣伝)。 俳句 正岡子規 (shikikoji) on Twitter 正岡子規 種田山頭火 (santouka) on Twitter 山頭火の句と、日記もときどきつぶやく 種田山頭火 句集 (Santouka_bot) on Twitter 山頭火の句 spam bashou (819575) on Twitter 松尾芭蕉がいろんな名句をつぶやく 名句bot (meiku_bot) on Twitter いろんな名句をつぶやく 松尾芭蕉(Matsuo Bashou) (Mats
“Do you know where we are?” he whispered. “Surely that is Baker Street,” I answered, staring through the dim window. “Exactly. We are in Camden House, which stands opposite to our own old quarters.” “But why are we here?” “Because it commands so excellent a view of that picturesque pile.”The Empty House
「GL-DancingMen」は、シャーロック・ホームズシリーズに登場する暗号“踊る人形”を模した絵文字フォント。Windowsに対応するフリーのOpenTypeフォントで、作者のWebサイトからダウンロードでき、編集部にてWindows XPで動作確認した。なお、TrueType版も用意されているが、印字した絵文字の上下が欠けてしまうことを編集部で確認した。 “踊る人形”とは、シャーロック・ホームズシリーズの作品タイトルであると同時に、その作中に登場する暗号の呼称。この暗号では、1体の棒人間がジェスチャーで1文字のアルファベットを表現するので、棒人間たちを並べて描くことで単語や文章を記述する仕組みだ。また旗を持った棒人間は、その文字が単語の末尾を意味する。 暗号の解読は少し難しいが、各アルファベットキーにその文字を意味する棒人間が割り当てられているため、暗号文の印字はいたって簡単。旗を持
「あなたの人生の物語」(参照)は、中国系二世の米国人SF作家テッド・チャンの短編集で、ネイチャー誌に掲載されたショートショートを含め、8編の作品が収録されている。どれも米国のSFコンテストの賞を得ている佳作ぞろいである。 寡作の作家らしく、実質本書以外の著作はないようだ。もしかして日本で編集された選集ではないかと疑い、英書探すと「Stories of Your Life and Others(Ted Chiang)」(参照)があり、邦訳はそれに準じたのものようだ。 私は本書を、その評価もテッド・チャンという作家についても何も知らないで読んだ。勧められたわけでもなかった。とある書店でたまたま偶然に出合った。魅惑的な書名に惹かれたわけでもなかった。その経験はうまく言い難い。読後は、ネットでよく言われる「お前は俺か」という感慨を持った。私と似たようなへんてこな思索課題に取り憑かれ、似たように展開
熟慮の末の決断だったに違いない。辞任したどこかの大臣ではなく、世界中にファンを持つ作家、村上春樹さんの話である。イスラエルのエルサレムで文学賞の授賞式に臨んだ彼はガザ地区への攻撃を周到に、そして手厳しく批判した。 ▼その講演は体制を高く固い壁に、それにぶつかって壊れる個人の精神を卵にたとえている。「私たちを守るはずの体制が私たちを殺したり、私たちに他人を冷酷に効果的に組織的に殺させたりする」。少しばかり難しい言い回しだが趣旨は明快だ。「壁と卵の間で、私はいつも卵の側に立つ」とも作家は宣言した。 悪いコラムではないし、まあ、ちょっとこういうのもなんだけど、その程度に読まれるのはしかたないなと思うけれど、春樹さんがあのスピーチで言いたかったことは、イスラエル対ハマスではないのですよ。もちろん、今回のイスラエルの対応は非難されるべきであることは普通に国連の動向からしても明白。そしてその明白な批判
ちょっと西遊記を読み直してみるかと思い、念頭には中野美代子訳の「西遊記」(参照)があった。が、自分の心のなかの西遊記は手塚版や夏目雅子とカトちゃんのとか、なにか心ワクワクする物語の回想が先立ち、知的な読み方より、楽しく読みたくなった。 すると昭和懐かし邱永漢・西遊記(参照)かとも思った。たしかこれは……これこれ、”毎日読む小説「西遊記」 : ほぼ日刊イトイ新聞”(参照)にある。復刻とどう違うのだろうか。 そういえば、手塚治虫の西遊記、つまり私とってはテレビ・アニメ版だが、あれには手塚自身の作品そのままではなかったようにも聞いたことがある、ジャングル大帝と同じように。アマゾンを見ると、元になったはずの「ぼくの孫悟空」(参照)がこれも復刻というのだろうか、あるにはある。調べてみると、私が子供の頃見たアニメは「悟空の大冒険」(参照)のようだ。ウィキペディアにも解説があった(参照)。 劇中の各キャ
はじめて源氏物語を知ったのは与謝野晶子訳だったような気がする。母親がもっていた、現代語訳の日本古典選集みたいなものがあって(筑摩書房あたり)、それに収録されていたのだった。夏休みの最中に突然引越しが決まって、その荷物の出し入れで奥にしまいこまれていた本が幾つか出てきて、学校がはじまるまでの間の暇をなぐさめていた。 源氏物語というものがあることは知っていた。小学六年生のときだから、あるいは学校で歴史の時間に習ったのか(当時、小学校の六年の社会は、公民と日本史を混ぜたような内容だった)、それとも別の本で読んだのか。与謝野は随分とすでに古風な文体ではあったが、それほど抵抗なくするりと読むことが出来た。ただ、やはり、宇治十帖などは複雑に過ぎて、その面白さがわかったのはだいぶん後になってからだった。 それで、話は波乱万丈で、いくつか贔屓の登場人物も出来て、たいそう面白く読んだのだが、わたしは主人公で
先週日経新聞の夕刊を読んでいて、松本清張の生誕100周年を記念して北九州市で記念行事が開かれることが記事になっていたが、同じく2009年に生誕100周年を迎える作家として大岡昇平、太宰治、埴谷雄高、中島敦の名前が挙げられていて、大岡昇平と埴谷雄高はともに第一次戦後派だから分からなくもないが、松本清張と太宰が同い年なんてなんだか不思議な感じである。 さて、松本清張生誕100周年記念行事が北九州市で開かれるのは、そこが彼の故郷だからだが、他の作家のゆかりの地でもイベントが開かれるのだろうな。 出版社的には清張と太宰が目玉なようで、出版不況の救世主が期待されていて、MSN産経ニュースには清水義範構成によるこの二人の架空対談なんてのも公開されている。太宰については新春座談会(上、下)も開かれている。 救世主は大げさとしても、太宰治の著作権はとっくに切れていて、多数の作品が青空文庫で無料で読める。そ
⇒森村誠一さんの私の1冊「おくのほそ道」松尾芭蕉 | NHK 私の1冊 日本の100冊 おくのほそ道―現代語訳/曽良随行日記付き (角川ソフィア文庫): 潁原 退蔵, 尾形 仂 現代人としてはいちおう曽良随行日記と併せて読んだほうがいいかもしれない。 あるいはこっちが読みやすいか。 おくのほそ道(全) (角川ソフィア文庫―ビギナーズ・クラシックス): 角川書店 おくのほそ道は、普通に読んで、普通に感動できる古典だと思う。実際に芭蕉の旅を追うとさらに深まるものがある。李登輝がその旅を願っていたのもよくわかる。 番組は森村誠一にも随分焦点を当てていた。知らなかったが、こういうことらしい。 写真俳句のすすめ (朝日文庫): 森村 誠一 森村誠一というと、私の世代では、「悪魔の飽食」で共産党かとつい思う。 ⇒「 悪魔の飽食 新版―日本細菌戦部隊の恐怖の実像! (角川文庫 も 3-11): 森村 誠
シェイクスピアは「リア王」が一番ドラマティックで面白い。松岡正剛は「シェイクスピアの最高傑作である」と断言している[証拠]。今回は光文社の新訳で「リア王」を再読ッ、めがっさ読みやすいにょろ~。人間の弱さ・醜さ・おぞましさが、スラスラ読めるおそろしさッ! しかも新訳を手がけたのは、現役の演出家でもある安西徹雄。なので、現場の酷使に耐えうる「生きた・今の・ことば」となっている。昔からの定番、新潮文庫の福田恒存訳と比べてほしい。わたしが好きな忠臣ケントの罵詈雑言で、まず旧訳から。 ごろつきさ、無頼漢さ、大口開けて他人のおこぼれ待ちの乞食野郎と思っている、賤しくて高慢ちきで、薄ぺらで物ほしげな面附きの、節季節季のお仕着せと一年百ポンドのお給金が何より頼りの、生涯毛むくじゃらの薄穢い靴下野郎だ、肝玉は白ちゃけた百合の花、喧嘩となれば直ぐさま畏れながらと訴え出る、父無し子で、うぬぼれ鏡と睨めっこばかり
新作出来ました!人生とはセパタクローである、ってやつなんですけど。 聞きたいっすか、いいっすか、そうですか、遠慮しますか。分かりました。 と、まあそんなこんなで、アクセス者の95%がメガネという 脅威のサイトN・FOUND、今日も始まったわけですけど。 昨日、近所の吉野家行ったんです。吉野家。 そしたらなんか人がめちゃくちゃいっぱいで座れないんです。 で、よく見たらなんか垂れ幕下がってて、150円引き、とか書いてあるんです。 もうね、アホかと。馬鹿かと。 お前らな、150円引き如きで普段来てない吉野家に来てんじゃねーよ、ボケが。 150円だよ、150円。 なんか親子連れとかもいるし。一家4人で吉野家か。おめでてーな。 よーしパパ特盛頼んじゃうぞー、とか言ってるの。もう見てらんない。 お前らな、150円やるからその席空けろと。 吉野家ってのはな、もっと殺伐としてるべ
[#改ページ] 聖(セント)アレキセイ寺院の殺人事件に法水(のりみず)が解決を公表しなかったので、そろそろ迷宮入りの噂(うわさ)が立ちはじめた十日目のこと、その日から捜査関係の主脳部は、ラザレフ殺害者の追求を放棄しなければならなくなった。と云うのは、四百年の昔から纏綿(てんめん)としていて、臼杵耶蘇会神学林(うすきジェスイットセミナリオ)以来の神聖家族と云われる降矢木(ふりやぎ)の館に、突如真黒い風みたいな毒殺者の彷徨(ほうこう)が始まったからであった。その、通称黒死館と呼ばれる降矢木の館には、いつか必ずこういう不思議な恐怖が起らずにはいまいと噂されていた。勿論そういう臆測を生むについては、ボスフォラス以東にただ一つしかないと云われる降矢木家の建物が、明らかに重大な理由の一つとなっているのだった。その豪壮を極めたケルト・ルネサンス式の城館(シャトウ)を見慣れた今日でさえも、尖塔や櫓楼の量線
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