韓国のアニメ制作会社であるAkom社が、自社が制作を請け負っている米国アニメ「ザ・シンプソンズ」のエピソード「MoneyBart」のオープニングに対して、抗議の声をあげたとのことだ(/.本家)。同エピソードのオープニングでは、アジアにおけるアニメ制作現場を劣悪に描写していた。 シンプソンズのテレビ放映が始まった1989年の第一回目から制作を手掛けてきたAkom社は、これまで発注側に抗議することはなかったという。しかし、Banksyの名で知られるイギリスのクラフィティー・アーティストが風刺的に描いたアジアのアニメ制作現場は悲惨な地下牢のようであったため、Akom社の創業者であるNelson Shin氏は、「シンプソンズはハイテクを駆使した韓国ソウルの制作現場で制作されているのに、アジア人を奴隷のごとく搾取した劣悪な環境で制作されているという印象を与えるもの」、と抗議した。そのエピソード中での