政府は海外から訪れる東京五輪・パラリンピック関係者の健康を管理するスマートフォンアプリの開発を急いでいる。名称は「オリンピック・パラリンピック観客等向けアプリ(仮称)」。大会期間中の新型コロナウイルス感染拡大を防ぐため、1月に開発を始め、リリースは6月の予定だ。【関連記事】・・・同アプリが注目を浴びたのはごく最近。2月17日の衆院予算委員会で、立憲民主党の尾辻かな子衆院議員が同アプリを「神アプリ」と呼んで話題となった。アプリで健康状態を管理すれば入国時のワクチン接種や入国後の14日間の隔離を免除するのか――。アプリの運用を問う趣旨で「神アプリ」と呼称したようだ。アプリの運用は現時点で固まっていない。それどころか、早くも開発の遅れが