【ソウル聯合ニュース】韓国・ソウルの繁華街、梨泰院で日本人2人を含む150人以上の死者が出た雑踏事故を巡り当局の対策に不備があったとの批判が上がる中、行政安全部の李祥敏(イ・サンミン)長官は1日の国会行政安全委員会で、「国には国民の安全に無限の責任があるにもかかわらず今回の事故が発生したことについて、国民の安全の責任を負う主務官庁の長官として国民の皆さんに深く謝罪する」と述べた。 また、「事故の収拾と原因究明に注力し、大規模な事件の再発防止のため、最善を尽くすことを約束する」と強調した。 李氏は事故翌日の10月30日、「警察と消防を前もって(事故現場に)配置して解決する問題ではなかった」「普段より多くの人が集まったわけではない」などと発言し物議を醸したことに関しては、「大切な家族を失った遺族と国民の心を思いやることができなかった」として、改めて「深い遺憾の意」を表明した。 kimchibo