阿部重夫主筆ブログ「最後から2番目の真実」 2015年12月22日 [スクープ]年収3億円「LIXIL藤森」の墜落1 FACTAはちょうど10年前の12月、雑誌創刊に先立ち、このブログをスタートさせて、たちまちサーバーがパンク、まったく無名でまだ影も形もなかった月刊誌として異例のスタートを切った。そのときの標的がソニーである。まだエクセレントカンパニーの残照があった時代だが、たちまち化けの皮がはがれて高禄をはむストリンガー会長が退陣にいたったことはご承知の通りだ。 そして10年目、FACTAはまた首級をあげた。住宅設備大手LIXILグループの藤森義明社長(64)である。彼もまた米GE上席副社長、日本GE会長の肩書をひっさげて、5年前にLIXILの前身、住生活グループの社長に起用された。年収は3億円(14年時点の東京商工リサーチ調べで2億9500万円)というから、ストリンガーほどではないが、