フィランドNokia(ノキア)社が2004年に発表したスマートホンのコンセプト・デザインは、タッチ・スクリーンを全面に配しており、今振り返ると米Apple社が2007年に発売した「iPhone」に酷似している。 2008年の今、Nokia社はこの未来予測に再度取り組んだ。2012年の携帯電話機を予測し、「morph(変形型)」のコンセプト・デザインを発表したのである。もし今回のコンセプト・デザインが2004年のものと同様にやがて現実になるとすれば、未来の携帯電話機は、透過性や変形性、適応性を備えたものになるだろう。 英国ケンブリッジに拠点を置く同社のResearch Center Laboratoryでディレクタと所長を務めるTapani Ryhanen氏は、MEMS Industry Group(MIG)が2008年11月5日~7日に開催した「MEMS Executive Con
図1 モジュールや参照設計の準備も進む (a)WirelessHD規格に準拠した無線モジュール。上側はパナソニック、下側は村田製作所が製造した。(b)イスラエルAMIMON社が現在提供している参照設計。5GHz帯の20MHz幅を使って最大1.5Gビット/秒を得る。 図2 両派の今後の見通し 規格策定に関しては、WirelessHDが先行している。WHDIコンソーシアムも規格の策定作業を進めており、2008年末までには完了させる予定である。 高品位(HD)映像を無線でやりとりする――このような無線機能を搭載したテレビ受像機が、複数のメーカーから続々と製品化されている。しかし、各社が採用する無線通信方式は一本化されていない。どの方式が将来主流になるのかは、混沌(こんとん)とした状況だ。60GHz帯を使って最大4Gビット/秒(bps)のデータ伝送速度を得る「WirelessHD」や、5G
いいかげんに目を覚まそうではないか。もう2008年だ。私たちがもう何年もウェブサイト上でするのにも見るのにも慣れてしまったもので、本当は今頃とっくに消えてなくなっているべきものがいくつかある。筆者の頭に浮かぶ5つのことは、ユーザーインターフェースの悲劇とも呼べるものだ。筆者が大統領になったら、間違いなく次の5つを禁止するよう、最高裁判所に命じるだろう。 1. リフレッシュ この記事を思いついたのは、Appleイベントの基調講演をチェックしようとした時だ。講演の最新内容を見るのにリロードボタンを押さなくてすむページを見つけるのに苦労した。筆者はただ、最新の内容がリアルタイムで反映されるブログを見つけたかっただけなのだが。信頼の置けるブログで、最新情報が自動的に表示されるものはSlashGearしか見つけられなかった。 ニュースサイト「Huffington Post」では、トップページを見てい
2008/11/18 インテルは11月18日、デスクトップPC向けの最新プロセッサ「インテル Core i7 プロセッサー」および、対応するチップセット「X58 Express」、システムボード「DX58SO」を正式発表した。製品はすでに出荷済み。Core i7は開発コード名「Nehalem」ファミリの最初の製品となる。4つのコアを搭載し、ハイパースレッディング機能を使うことで最大8スレッドを並列実行できる。共有3次キャッシュは8MB。SPECint_rate_2006は117となり、単一プロセッサで100を超えたのは初めてという。 4つの独立したコアのうち、1つ以上のコア・クロック速度を自動的に調整し、消費電力を増加させることなく、単一スレッドあるいはマルチスレッドのアプリケーションの処理速度を向上させるターボ・ブースト・テクノロジーを搭載した。 最上位のCore i7-965 Exst
クラウド時代が到来しようとしている。しかし、それは一体何を意味するのだろうか。本年度の「丸山先生レクチャーシリーズ」を貫くこの大きな問題を、丸山不二夫氏がITの歴史的発展の流れの中に位置付けて読み解いた。 11月13日、日本電気(NEC)本社内の講堂を会場に、「丸山先生レクチャーシリーズ」の第1回が開催された。本年のレクチャーは“クラウド”をメインテーマに据え、さまざまな講師を招きながら1年かけて展開される。講師を務める丸山不二夫氏は、日本Javaユーザー会会長としての長年の活動でも知られ、最近は日本Androidの会の会長にも就任している。現在は早稲田大学大学院情報生産システム研究科に客員教授として籍を置くが、学生のみでなく、広く一般向けにIT技術を解説する活動を継続していることでも著名だ。同氏の名前を冠する「丸山先生レクチャーシリーズ」も本年で7年目を迎えており、最新技術をいち早く紹介
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