学問の未来を担う大学院生。日本では大学生と同じように授業料を支払ってその立場を手に入れることが一般的ですが、アメリカではどうやら違うよう。なんとアメリカでは大学院生が授業料を負担する必要がないばかりか、月20~30万円ほどの生活費までもらえてしまうのです。 日本とアメリカ、どうしてこんなにも違うのか。アメリカの大学院のフトコロ事情に潜入してみます! 多くの人と同様に、留学に対する漠然とした憧れは、僕も大学に入る頃から抱いていた。アメリカに住んでみたい、英語がペラペラになりたい、できることならいつかNASAで働いてみたい。 そんな憧れが現実的な目標に変わるきっかけになったのは、大学3年生の冬、当時所属していた東京大学・航空宇宙工学科の掲示板に貼られていたビラだった。いつもは素通りしていた掲示板だが、そのときはなぜか1枚の貼り紙が目に留まった。 「年明けの1月にマサチューセッツ工科大学(MIT
![「授業料無料+生活費支給」で米国の大学院で学べます!そのカラクリ(桑田 良昭)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/08cf143cd2deb2701dc7dc0b04d8793b241d2906/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fgendai-m.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2Ff%2F3%2F1200m%2Fimg_f31b591066670b68feaa99894f30fb7a134951.jpg)