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ブックマーク / gendai.media (153)

  • 「先輩が亡くなりました」医学生が体感したHPVワクチンと子宮頸がんの現実(中島 花音)

    『学生団体Vcan』という団体を仲間と立ち上げ、子宮頸がんを予防するHPVワクチン接種について、啓発活動を続ける医学生の中島花音さん。 中島さん自身も副反応疑い報道の影響で自治体からお知らせなどが止まり、HPVワクチンを打ち逃した「キャッチアップ世代」(平成9年4月2日から平成20年4月1日生の女性)だった。医大生になり医学的根拠に基づいた情報を知ることで、子宮頸がんの実態やHPVワクチンの必要性を知り、「どうしてもっと早く、必要性を学校で教えてくれなかったのだろう?」という疑問が活動のきっかけになったという。 今、中島さんらは、『Vcan全国中高ツアー』と題した出張授業やSNSなどでの情報配信などを行なっている。その際、心しているのは、「一方的に押しつける情報でない」こと、「じぶんごと」として考えられるように情報配信をすることだという。一体どんな内容なのか、引き続き後編で中島さんに執筆い

    「先輩が亡くなりました」医学生が体感したHPVワクチンと子宮頸がんの現実(中島 花音)
  • 日本で暮らす英語話者が「コンビニ」を「コンビニエンスストア」と言わない意外な理由(グレゴリー ケズナジャット)

    「物語を探しに」第15回「マイジャパン症候群」をお届けします。第14回「小浜へ」はこちら 「izakaya」こそが「物の」英語 英語圏の国々から日に渡ってきて、しばらく住み続けている人と英語で話すと、アメリカやイギリスでは聞くことのない言葉が会話に出てくる。多くは日語から借りた単語だ。たとえば日語の「コンビニ」は英語の「convenience store」に由来するのだが、日に暮らしている英語話者がローソンやファミリーマートのことを「convenience store」と呼ぶところを見たことがない。日語ができようができまいが、みんな自然に「conbini」と言っている。短くて言いやすい。それに、似たようなビジネスとはいえ、「convenience store」が呼び起こす、アメリカ田舎の交差点にガソリンスタンドと併設されている小汚い場所のイメージと、「conbini」という、

    日本で暮らす英語話者が「コンビニ」を「コンビニエンスストア」と言わない意外な理由(グレゴリー ケズナジャット)
    mobanama
    mobanama 2024/08/20
    面白い。"「My Japan Syndrome」、すなわち「マイジャパン症候群」"海外在住の日本人も結構かかっている気がする。
  • 「胃がん」や「大腸がん」を追い抜き、いま「日本人」のあいだで発生率が急上昇している「がんの種類」(奥田 昌子)

    「生まれ持った遺伝的な体質」は変えられる! 最新科学が示す「日人が健康になる秘訣」とは? 親から受け継いだ遺伝子は生涯変わらないから、がん、糖尿病、認知症、高血圧、肥満など、さまざまな病気のリスクや体質は「遺伝的なものだし仕方ない」と思っていませんか。しかし、近年のゲノム生物学の進歩によって、生活習慣や環境で遺伝子の働きが変わり、「病気のなりやすさ」も変わることが明らかになってきています。日人の遺伝子と体質の特徴を捉えていくと、どうすれば遺伝的なリスクを抑え健康に過ごせるかが見えてきます。 *記事は『日人の「遺伝子」からみた病気になりにくい体質のつくりかた』(講談社ブルーバックス』を抜粋・再編集したものです。 日に多いがん、欧米に多いがん がんは1981年以降、日人の死因第1位です。国立がん研究センターがん対策情報センターが2017年のデータをもとに推計したところ、男性が一生の

    「胃がん」や「大腸がん」を追い抜き、いま「日本人」のあいだで発生率が急上昇している「がんの種類」(奥田 昌子)
    mobanama
    mobanama 2024/08/01
    "皮膚の細胞が単純にがん化しやすいのか、紫外線で遺伝子に傷がつきやすいのか、紫外線でついた傷を修復する力が弱いのかはわかりませんが"UVによる皮膚がんの人種差ってメラニンちゃうの?
  • 「文系不要論」に対する「意外で明快な答え」…じつは「人文学の研究」が「世界から減らしているもの」(阿部 幸大) @gendai_biz

    「文学部のやっていることは読書感想文とかわらない」「『文系』なんてお金をかけて学ぶ必要はない」——こうした根強い「文系不要論」に、どうすれば答えることができるのでしょうか。 人文系の論文・レポートを書くための技術を網羅的に提供する『まったく新しいアカデミック・ライティングの教科書』(阿部幸大著)では、「そもそも人文学の研究には意味があるのか?」ということも問われています。 世界的に評価される数々の論文を書いた気鋭の研究者は、この問いにどう答えるのでしょうか。 ※記事は阿部幸大『まったく新しいアカデミック・ライティングの教科書』から抜粋・編集したものです わたしのコミットするフィールドのひとつであるアメリカ文学研究のトップジャーナル、American Literature 誌の掲載論文には、ひとつの著しい特徴があった。圧倒的に人種についての論文が多いのである。そうではない論文も、ほとんどが

    「文系不要論」に対する「意外で明快な答え」…じつは「人文学の研究」が「世界から減らしているもの」(阿部 幸大) @gendai_biz
    mobanama
    mobanama 2024/08/01
    "不平等や不正義を批判するという目的を共有""人文学の究極目的のひとつは、暴力の否定"否定や批判を「究極」目的に掲げるような固定した価値観のものだとでも?そんな否定から入らなくても同じ主張は可能だと思うが。
  • なぜ「科学嫌いな人」が増えているのか…専門家が知らない「深刻な理由」(読書猿)

    古代ギリシャの原子論から、コペルニクスの地動説、ガリレオの望遠鏡、ニュートン力学、ファラデーの力線、アインシュタインの相対性理論まで、この世界のしくみを解き明かす大発見はどのように生まれてきたのか? 親子の対話形式でわかりやすく科学の歴史を描き出した新刊『父が子に語る科学の話』。連載では、26万部を超えるベストセラー『独学大全』の著者・読書猿さんによる解説をお届けする。 なぜ科学には「冷たい」イメージがあるのか? 「科学」と聞いて、思い浮かぶイメージは何だろうか? 白衣を纏い、無機質な実験室で黙々と研究に励む科学者の姿? 黒板を埋め尽くす数式や難解な専門用語? あるいは世界を変えるような画期的な発明の数々? 今日、科学を「役立たず」だと謗る人は多くない。「理解できない」と拒絶するのもはばかられる。科学はとても役に立っている。日常生活の隅々までいきわたり、我々の生活を支えている。 けれども

    なぜ「科学嫌いな人」が増えているのか…専門家が知らない「深刻な理由」(読書猿)
  • 「江戸時代の日本人の識字率は世界イチ」という説は「嘘」だった…!882人調査から読み解く、日本の「知性格差」(佐藤 喬) @gendai_biz

    「江戸時代の日人の識字率は世界イチ」という説は「嘘」だった…!882人調査から読み解く、日の「知性格差」 江戸の庶民は文字が読めた? まるで人間のような自然な作文をするAIが話題になった2023年、いくつかの新聞が、「読み書き」を巡る目立たないニュースを報じた。それは、国立国語研究所(東京)が、1948年以来実に75年ぶりに、全国的な識字率の調査を試みているというものだ。 誰もが読み書きできるはずのこの日で、どうしてわざわざ識字率などを調べるのか。そう感じる日人は多いと思われる。記事のひとつで国立国語研究所准教授の野山広が言うように、日では「読み書きができない人はほぼいないと長く信じられてきた」からだ。 だが、野山も言うように、それは「共同幻想」である。 「日人なら誰でも読み書きができるはず」という幻想は、極めて根強い。どのくらい根強いかというと、時間を遡り、歴史上の事実をも塗

    「江戸時代の日本人の識字率は世界イチ」という説は「嘘」だった…!882人調査から読み解く、日本の「知性格差」(佐藤 喬) @gendai_biz
  • 「零戦」は「ゼロセン」とは読まないという指摘が、じつは「的外れ」だと言えるワケ(神立 尚紀) @moneygendai

    私はこれまで、30年近くにわたって元日海軍を中心に、戦争体験者や遺族へのインタビューを重ね、一次資料を蒐集し、あるいは目を通して、何冊かのを上梓してきた。このことが縁となって、テレビ番組や映画の考証、監修を依頼されることが時々ある。そこで得た知見は次の書籍にフィードバックすることもあるし、『マネー現代』に寄稿する記事にもそんな要素を散りばめているけれど、このへんで「考証的な豆知識」をシリーズで紹介してみたいと思う。 第1回の今回は、記事を書くたびに「誤解」に基づいたご指摘やお叱りを受けることが多い事柄についてである。 事実を正確に伝える 私の旧知の、NHKで唯一人の時代考証担当シニアディレクター・大森洋平氏の名著『考証要集』によると、ドラマの時代考証とは〈「よりリアルに見せるため、フィクションに磨きをかける」〉もの、ドキュメンタリーにおける時代考証は〈「事実を正確に提示するため、不純物

    「零戦」は「ゼロセン」とは読まないという指摘が、じつは「的外れ」だと言えるワケ(神立 尚紀) @moneygendai
  • 【志賀原発】「あわや電源消失、福島原発の二の舞の大惨事に...」能登半島地震で「志賀原発で起きたこと」への恐怖と地元で見つかった「新たなる切り札」(週刊現代) @gendai_biz

    あわや電源消失の事態に 電力がほぼ復旧した能登半島だが、北陸電力志賀原子力発電所に不信感を抱いた住民は少なくない。なぜなら水位の上昇、油漏れなど発表する情報が二転三転。なにより怖がらせたのは、他地区より揺れの少ない震度5強ながら変圧器が2台損傷し、復旧に半年以上かかること。電源は他ルートで確保できたものの、電源消失なら福島原発並みの大惨事につながっていたかもしれない。

    【志賀原発】「あわや電源消失、福島原発の二の舞の大惨事に...」能登半島地震で「志賀原発で起きたこと」への恐怖と地元で見つかった「新たなる切り札」(週刊現代) @gendai_biz
    mobanama
    mobanama 2024/02/12
    また現代か。
  • 日本人は誤解している…小さい頃から「落ちこぼれ」に冷たいイギリスの学校の「シビアな現実」(谷本 真由美) @moneygendai

    「自由な教育」「個性を尊重」といったイメージを持たれがちな、欧米の教育システム。ところが実際は、日よりもはるかにシビアでドライだという。イギリス在住で、人気シリーズ最新刊『世界のニュースを日人は何も知らない5』を上梓した「めいろま」こと谷真由美氏が、日人が知らないイギリスの初等教育の現実を語る。 小さいうちから能力別の選抜が始まる 小学校低学年であるウチの息子が通うイギリス進学校系の学校で徐々に落ちこぼれ組の生徒が出始めています。ダメな生徒はほかの生徒が通常の授業を受けている間、「特殊授業」に出席し、超簡単なスペリングや算数を復習しているのです。 ダメ系と優秀系はともに授業時間は同じで同じクラスに所属していますが、学ぶ内容はまったく違います。成績不良な生徒が算数や英語というコア教科で、すでにほかの生徒と違う特殊指導を受けています。 これはレベル別指導ではなく、そのクラスの最低レベル

    日本人は誤解している…小さい頃から「落ちこぼれ」に冷たいイギリスの学校の「シビアな現実」(谷本 真由美) @moneygendai
    mobanama
    mobanama 2024/01/09
    "国がデータを収集して国民の知能レベルを検証し、資源を適切に配分するのは重要なので当たり前"
  • 芸能界屈指の蕎麦好き、DEENのヴォーカル池森秀一がオススメ「乾麺蕎麦」ベスト3(池森 秀一)

    2023年ももうすぐ終わり。となると、意識するのが年越し蕎麦。自宅でべる派の方はいつもよりちょっといいお蕎麦で1年を締めくくりませんか? そこで、『マツコの知らない世界』で、10年間以上ほぼ毎日蕎麦をべ続けていると打ち明けるなど、テレビや雑誌などで蕎麦愛を語っている蕎麦好きミュージシャン、DEENの池森秀一さんに、スーパーやオンラインショップなどで購入できる乾麺蕎麦のオススメを教えていただきました。 池森秀一 12月20日生まれ、北海道出身。1993年、DEENのヴォーカリストとして『このまま君だけを奪い去りたい』でデビュー。2023年で30周年を迎えた。また昨今では、様々なメディア出演により蕎麦好きミュージシャンとして名を馳せている。2024年1月10日(水)にDEENのNew Album 『DANCE IN CITY 〜for groovers only〜』をリリース。詳しくはDE

    芸能界屈指の蕎麦好き、DEENのヴォーカル池森秀一がオススメ「乾麺蕎麦」ベスト3(池森 秀一)
  • 進化の謎を解くカギとなる「みなしご原生生物」とは何者か?(矢吹 彬憲)

    約40億年前、地球に最初の生命が誕生しました。地球上のすべての生物の共通祖先です。やがて人類を含む大きな生物グループである「真核生物」が誕生しました。ただし、真核生物の誕生の経緯や初期の進化については謎に包まれています。 そんな真核生物の進化の謎を解くかぎを握るのが「原生生物」です。あまり聞きなじみがないかもしれませんが、原生生物は身のまわりにたくさんいます。たとえば、コンブやワカメなどの海藻も原生生物です。 JAMSTEC 地球環境部門 海洋生物環境影響研究センター 深海生物多様性研究グループの矢吹彬憲主任研究員は、なかでも「みなしご原生生物」とよばれる原生生物に注目しています。みなしご原生生物とはどんな生物で、それを研究することで何がわかるのでしょうか? 矢吹主任研究員に話を聞きました。(取材・文:福田伊佐央) 動物でも植物でも菌類でもない 「原生生物」とはどんな生物ですか? 矢吹さん

    進化の謎を解くカギとなる「みなしご原生生物」とは何者か?(矢吹 彬憲)
  • なぜ「無気力な生徒」が増えたのか…“低偏差値高校”から見える日本の教育の「大きな問題点」(A4studio) @moneygendai

    文部科学省によれば高校への進学率は98.9%にも及んでおり、進学が準義務化していると言える高校教育。しかし高校間での偏差値の序列が形成されているため、高偏差値高校と低偏差値高校では学習指導の状況に雲泥の差があり、後者では悲惨な現場を経験してきた教師も少なくないという。 なかでも、6月25日にTwitter(現在、X)へ投稿された、ある高校教師による下記のツイートは、5.4万いいね(8月2日現在)を獲得し、注目を集めた。 《学力の低い高校で教えてて何が辛いって、生徒が「知的好奇心」を全く持ってないこと。彼らの「面白い」は「瞬間的・感覚的に笑える」ということでしかない。習ったことがつながるとか、考えてみれば奥深いとか、苦労して分かる楽しさとか、そういうのが全然ない。勉強の面白さが一切伝わらない。》 法政大学キャリアデザイン学部教授の児美川孝一郎氏によると、1980年代のいわゆる「低偏差値校」の

    なぜ「無気力な生徒」が増えたのか…“低偏差値高校”から見える日本の教育の「大きな問題点」(A4studio) @moneygendai
    mobanama
    mobanama 2023/11/17
    "教育困難校に着任している教員は、全体として若手が多いうえに,何年か我慢すれば別の学校に異動できるので、教育熱心になりにくいという構造もある"
  • 「利己的遺伝子」のスター科学者、ドーキンスが到達した「日本人みたいな宗教観」(学術文庫&選書メチエ編集部)

    「利己的遺伝子」のスター科学者、ドーキンスが到達した「日人みたいな宗教観」 原理主義化する「新無神論」 聖書の記述をそのまま信じ、学校教育から進化論を排除しようとする創造論者と、科学で理論武装し、神の存在を否定する無神論者。両者の長い戦いは、21世紀になって新たな局面を迎えている。「四騎士(フォーホースメン)」と呼ばれる無神論者たちの登場で戦線が拡大し、聖女マザー・テレサやキング牧師、さらにその支持者までが、厳しい批判にさらされている。批判の矛先は創造論者やカルトだけではなく、「穏健な信仰者」にも向けられているのだ。 宗教を滅ぼす「4人の騎士」 無神論者にとって、創造論者との戦いは手間のかかる消耗戦だ。話は通じないし、いくら倒してもゾンビのように現れる。このキリがない波状攻撃を止めるには、発生源を断つしかない。キリスト教が消滅すれば、創造論者もいなくなる――。 こう考えた無神論者たちがい

    「利己的遺伝子」のスター科学者、ドーキンスが到達した「日本人みたいな宗教観」(学術文庫&選書メチエ編集部)
  • カラスの天下が終わる…都心制圧を目指す大型猛禽類…天敵と手を組む小鳥たち…都会鳥による「仁義なき戦い」がヤバすぎる(週刊現代) @moneygendai

    したたかな「スズメ」 最近、地面でチュンチュンと鳴きながら、跳ねるスズメを見かけなくなったという人もいるだろう。実はこれも生存戦略の一つなのだ。 「スズメなどの小鳥は電柱にいることが多いのですが、これはオオタカやハヤブサなど街中で狩りをする猛禽類にとってはとても厄介なのです。電線は木の枝のようにしならず、かすっただけでも一発で骨折して飛べなくなってしまうからです。小鳥たちもまた都市環境を上手く利用し、天敵から逃れて暮らしているのです」(『電柱鳥類学 スズメはどこに止まってる?』などの著書がある北海道教育大学教育学部教授の三上修氏) とはいえ、都市進出した猛禽類の勢いは凄まじい。繁殖により世代交代を繰り返していけば、より都市環境に適応した個体も増えていく可能性がある。 猛禽類が都市生態系の頂点に立てば、思わぬ所で都市環境に影響が出るという。 「カラスが姿を消せば、動物の死骸が街に溢れます。カ

    カラスの天下が終わる…都心制圧を目指す大型猛禽類…天敵と手を組む小鳥たち…都会鳥による「仁義なき戦い」がヤバすぎる(週刊現代) @moneygendai
  • 「もう何も描きたくない」と思った――漫画『ハコヅメ』の作者・泰三子さんが明かした、当日の朝まで元気だった夫との「突然の死別」(モーニング編集部)

    「もう何も描きたくない」と思った――漫画『ハコヅメ』の作者・泰三子さんが明かした、当日の朝まで元気だった夫との「突然の死別」 ドラマ・アニメ化も果たした漫画『ハコヅメ』の泰三子さんによる新連載『だんドーン』が週刊漫画雑誌「モーニング」にて6月15日よりスタートした。日の近代警察を作った男・川路利良の目を通して幕末から明治を描いていく。 この記事は、いわゆる“新連載開始にあたっての著者インタビュー”ではない。 昨年10月から連載開始予定だった『だんドーン』がおよそ8ヵ月遅れた理由を、著者の泰さんが自らの言葉で語りたい、と提案して生まれた記事だ。 理由となった突然の悲しい出来事について、家族について、日々の生活について、気持ちの変化についてーー泰さんがどこまでも正直に、正確に言葉にしていくうちに、作家としての姿勢、また作にかける熱い思いが見えてくる。 (取材・文/門倉紫麻) 読者の方に、誠

    「もう何も描きたくない」と思った――漫画『ハコヅメ』の作者・泰三子さんが明かした、当日の朝まで元気だった夫との「突然の死別」(モーニング編集部)
  • 「マイナ保険証」のせいで高齢者の生活が「大崩壊」しかねない…その深刻すぎる理由(荻原 博子) @moneygendai

    情報漏洩のリスクとシステムに不安あり 「任意」で作ればいいはずの「マイナンバーカード」を強制的に国民に作らせるためとしか考えられない理由で、従来の「健康保険証」を廃止してマイナンバーカードと一体の「マイナ保険証」へ誘導している政府ですが、そのマイナ保険証には様々な問題があることについてはこの連載で繰り返し伝えてきた通りです。 利用者の私たち国民にとって心配なのが情報漏洩のリスクですが、既にそれも現実のものになってしまいました。 去る5月12日には、マイナ健康証を医療機関で利用した際に、他人の診療情報が閲覧されたという事態が発生したのです。しかも、それに対する政府の説明は「入力時にミスがあって別の人の情報がひも付いたケースだと認識している。今後はそうしたことが起こらないよう、入力時に十分配慮する」と、まったくの他人事のような言い方。 しかも5月23日には、年金などの公金を受け取る口座が別人の

    「マイナ保険証」のせいで高齢者の生活が「大崩壊」しかねない…その深刻すぎる理由(荻原 博子) @moneygendai
    mobanama
    mobanama 2023/06/01
    "緊急で来た患者が暗証番号を覚えていなければ、苦痛に歪んだ顔をカードリーダーに押し付けて本人確認をしなくてはいけないのか"
  • 「日本人」、じつは「酒が飲めなくなる」ように進化していた…その「驚きのワケ」(奥田 昌子)

    「生まれ持った遺伝的な体質」は変えられる! 最新科学が示す「日人が健康になる秘訣」とは? 親から受け継いだ遺伝子は生涯変わらないから、がん、糖尿病、認知症、高血圧、肥満など、さまざまな病気のリスクや体質は「遺伝的なものだし仕方ない」と思っていませんか。しかし、近年のゲノム生物学の進歩によって、生活習慣や環境で遺伝子の働きが変わり、「病気のなりやすさ」も変わることが明らかになってきています。日人の遺伝子と体質の特徴を捉えていくと、どうすれば遺伝的なリスクを抑え健康に過ごせるかが見えてきます。 *記事は『日人の「遺伝子」からみた病気になりにくい体質のつくりかた』(講談社ブルーバックス』を抜粋・再編集したものです。 酒に弱いほうが生存に有利だった? 一人一人の体の設計図、すなわちゲノムは、わずか0・1%しか違わないと報告されています。けれども、よくみればDNAが1文字だけ異なる一塩基多型

    「日本人」、じつは「酒が飲めなくなる」ように進化していた…その「驚きのワケ」(奥田 昌子)
    mobanama
    mobanama 2023/04/19
    "酒に弱い日本人は有害物質アセトアルデヒドが血液に多くとけているため、侵入した病原体が活発に活動できない可能性""酒に弱いほうが生きのびやすかったのではないかという説が提唱"終始酔ってる生活環境なんてある?
  • 東大が19世紀の大学では、日本でIT革命が起こるはずはない(野口 悠紀雄) @gendai_biz

    で農業のでシェアでは0.9%でしかない。しかし、東大では農学部が全学の7~8%を占める。その半面で、コンピュータサイエンスの学部学生は、農学部の4分の1しかいない。 IT革命を生み出したスタンフォード大学とあまりに違う。 異常に高い東大における農学部のウエイト 東京大学農学部の学生は257人だ。これは、後期課程学生3170人の8%にあたる。 大学院の学生だと、東大全体の1割近くになる。教授数で見ると、東大全体で1195人のうち農学部が85人であり、7%になる。このように、東大では、学生でみても教授数で見ても、農学部が大きな比率を占めている。 一方、日の農業就業人口は、2019年には約168万人だ。これは、同年の就業者総数6724万人の2.5%でしかない。このうち基幹的農業従事者数は約140万人で、総就業者中の比率は、2.0%だ。また、国内総生産に占める農業の比率は、わずか0.9%でし

    東大が19世紀の大学では、日本でIT革命が起こるはずはない(野口 悠紀雄) @gendai_biz
    mobanama
    mobanama 2023/04/18
    農学部は中身が変質しているんじゃないかと思うが、情報系が足りないのはそうかもしれぬ。
  • 50歳からでも「格好いい肉体」を手に入れられる…じつは若者とはまったく違う「中高年のトレーニング法」(フィンク ジュリウス)

    「最近、血圧が高くなってきた」「運動しても昔みたいに痩せない」――体調や体型に悩みを抱える中高年は実に多い。かつてのような健康で若々しい体を手に入れるにはどうすれば良いのだろうか。 そんな疑問に答えてくれる1冊が『50歳からの科学的「筋肉トレーニング」』だ。中高年の体の中で起こっている変化などを解説し、科学的な根拠に基づいたトレーニング方法を一挙紹介している。稿では、そんな"中高年必携"の1冊の中から、読めばトレーニングへの考え方がガラリと変わる、「科学的なメソッド」について紹介している部分を特別に抜粋してお伝えする。

    50歳からでも「格好いい肉体」を手に入れられる…じつは若者とはまったく違う「中高年のトレーニング法」(フィンク ジュリウス)
  • 原発処理水を「汚染水」と呼ぶのは誰のためか…?「風評加害」を繰り返す日本の「異常なジャーナリズム」に抗議する(林 智裕) @gendai_biz

    「海洋放出が最も安全かつ妥当」な理由 『新基金は500億円、原発処理水放出の風評対策 漁業者の理解は』──。 2022年11月4日。朝日新聞は、東京電力福島第一原発から来春に海洋放出されるALPS処理水の風評被害対策費として、政府が500億円規模の新たな漁業者支援基金をつくることを報じた。 福島第一原子力発電所では、建屋内で放射性物質に触れた汚染水が発生し続けている。これを暫定的に貯蔵するタンクが敷地内に林立し、廃炉作業の大きな障害になってきた。 もっとも、これらを処分せず溜め続けた理由は技術的な問題では全くない。事故当初と異なり、すでに何年も前から汚染水は多核種除去設備(通称「ALPS」)を用いることでトリチウム以外の放射性物質を規制基準以下まで浄化することが可能になっていた。残るトリチウムは非常に弱いベータ線を出すものの、充分な希釈でリスクは無くなる。 そもそもトリチウムは自然界でも常

    原発処理水を「汚染水」と呼ぶのは誰のためか…?「風評加害」を繰り返す日本の「異常なジャーナリズム」に抗議する(林 智裕) @gendai_biz