Credit: Itamar Terem, Stanford University, Palo Alto, CA, and Samantha Holdsworth, University of Auckland, New Zealand 横隔膜はただ「呼吸」をするだけのもの、という存在を遥かに超越しており、expectoration(去痰)、vomiting(嘔吐)、defecation(排便)、urination(排尿)、swallowing(嚥下)とphonation(発声)をも助ける役目を果たす。それだけではない、横隔膜は代謝バランスも司り2,3、静脈やリンパ液の流れを作り、食道と胃の境界を明確にすることで胃酸の逆流を防ぎ4、姿勢、ロコモーション、上肢の適切な動きに貢献もする4-6。横隔膜は感情や精神面にも影響を及ぼすし、無呼吸症候群は全身の痛覚閾値を上げ、患者は痛覚に鈍感になること