シャインマスカットの中国への流出をめぐる主張が、中国のネット上で議論を呼んでいる。 中国の作家で果物に詳しい「フルーツハンター」の楊暁洋(ヤン・シャオヤン)氏は22日、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)アカウントで「シャインマスカットの最も完全な解説、あなたの果物産業に関する認識を刷新する」と題する動画を投稿した。 同氏は、シャインマスカットについて米国の「スチューベン」と「マスカット・オブ・アレキサンドリア」の交配種である「安芸津21号」と欧州の「白南」を交配した結果生まれたものとしたほか、「白南」の血統をたどると元は日本人が中国から持ち帰った品種に行きつくと説明。それぞれの品種の特徴などについて詳しく説明した。 その上で、一部ネットユーザーらを「愛国心がない」と批判し、「中国の先人たちの献身があったからこそ、今われわれが果物の自由を享受できる」と持論を展開。シャインマスカットが中国に