日本テレビ放送網(以下、日テレ)は、日テレ初の8K番組として「笑点」を制作したことを発表しました。8Kは横7680ピクセル・縦4320ラインの映像フォーマットで、現行ハイビジョンの16倍という高精細映像。この美しい映像が特徴の8Kに、海とか夜景とかではなくなぜ「笑点」を選んだのか……。 「笑点」放送開始は1966年。実は、まだ多くの番組が白黒放送であった中「笑点」はカラー放送で始まり、その後もステレオ放送やデジタルVTR規格・D2での収録など新技術を積極的に取り入れてきました。2014年には「笑点特別版」として歌丸師匠の落語を4Kで収録。放送開始50周年を迎える今年、最高水準の技術を駆使した日本テレビ初の8K番組での収録となりました。 番組内容は、通常の「笑点」と同じ演芸コーナーと8Kにちなんだ大喜利。内容も含めた「8Kスペシャル版」として、日本テレビ技術展「デジテク2016」にて上映され