作品集のためにリスを改修したのが2年前のこと。ただ、このバージョンは、構造はきれいなのに、展開図折り向けというか、折り筋つけて一気にまとめた方が早いタイプの作品だった。それは折り図には描けないから、一応工程を組み立てて描き始めたものの、ちょっとまだるっこしい感じの工程で、描きすすめながらもまだ悩んでいた。でもって8割がた描いたところで作業がストップしていた。 先月になって改めて見直してるうちに、やっぱりこの工程でいいのか…?と思えてきて、思い切って前半身を新しく作り直すことに決めた。2007年版の改修時には「オリジナル版のデザインを残しつつ如何に合理的な構造にするか」という縛りでやっていたが、今回はもうデザインは変わってもいいから、図になりやすいのを目標においた。やってみると案外出てくるもので、いくつかできた候補から最終的に選んだのが今回紹介している作品だ。 展開図的には2007年版の方が
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