昼夜を問わずパソコンに向かい続ければ、普段の生活に支障が出るのは間違いない【福井新聞の社説】“ネトゲ廃人”という言葉がある。インターネットを使ったオンラインゲーム(ネトゲ)にのめり込むあまり、現実の社会から逸脱したり、適応できなくなった人たちのことだ。県内でもオンラインゲームで昼夜逆転の生活を送る子どもたちが、不登校や引きこもりになるケースが増えている。何らかの対策を取るべきだ。… オンラインゲームにはテレビゲームのようにすべてのステージをクリアして「終わり」という瞬間がない。刺激的な物語がほぼ果てしなく続く。昼夜を問わずパソコンに向かい続ければ、普段の生活に支障が出るのは間違いない。 県内でも3日間オンラインゲームをやり続け、倒れてもネットから抜け出せずに学校を辞めてしまった生徒がいた。昼夜逆転の生活で睡眠障害に陥り、薬に頼るようになった子どもがいる。本紙の取材に「“友達”の7割がネット