ブックマーク / www.businessinsider.jp (29)

  • 【ニューノーマルの時代・山口周】意味のない仕事や会社から解放される時が来た。経済成長という山を登るのをやめよう

    ポストコロナ時代の新たな指針、「ニューノーマル」とは何か。各界の有識者にインタビューをしていくシリーズ。今回は、独立研究者で著作家の山口周さん。 2019年に出版した『ニュータイプの時代』で、自由で直感的でわがまま、好奇心の強い人材をニュータイプと位置付け、これまで社会から否定されてきたニュータイプの思考法こそ、変化の激しい時代には重要だと指摘した。 そして今、コロナ危機によって価値観の変化が加速し、仕事そのものの定義も変わろうとしている。山口さんにこれからの仕事をどう捉えればいいのか聞いた。 ——コロナをきっかけに「そもそも仕事とは何か」を考えた人は多いと思います。 例えば、社会に必要不可欠な仕事に従事する人という意味でエッセンシャルワーカーという存在が注目されました。必要不可欠な仕事なのに、総じて低賃金のことが多く、今回感染のリスクにも晒されました。 一方で、高給取りと言われる仕事の多

    【ニューノーマルの時代・山口周】意味のない仕事や会社から解放される時が来た。経済成長という山を登るのをやめよう
  • 【ニューノーマルの時代・東浩紀】SNSで増幅する社会パニック。“ステイホーム”で露わになった格差

    ポストコロナ時代の新たな指針、「ニューノーマル」とは何か。各界の有識者にインタビューをしていくシリーズ。 5回目は、思想家であり出版社「ゲンロン」の創業者でもある東浩紀さん。東さんは緊急事態宣言下で、社会がパニックになり「自粛=絶対善」になってしまったことが大きな問題だったと振り返ります。コロナ禍から私たちが学ぶべき教訓とは。 —— 新型コロナ禍が引き起こしたさまざまな問題の中で、一番危機感を感じたことは何ですか。 社会はどうあるべきか? の大きな議論がまったくないまま、とりあえず自粛だオンライン化だという言説が大きくなり過ぎたことです。 失望したのは、それに対抗する言論がリベラルから出てこなかったことです。むしろネオリベと呼ばれる堀江貴文さんや保守派の小林よしのりさんが自粛に反対していた。 けれど、リベラルが追求すべき自由や平等という観点から、今回の「自粛要請」(この言葉も語義矛盾だ

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  • 「左ききのエレン」広告がバズった朝日新聞の危機感と希望

    GOのビジネスプロデューサーの五十嵐麻衣さん(左)と朝日新聞社メディアビジネス担当補佐の高橋万見子さん。異色のコラボに挑む背景を語ってもらった。 撮影:岡田清孝 2019年秋、SNSを大いにバズらせた異色のコラボが、メディア業界の話題をさらった。ジャーナリズム界の老舗・朝日新聞と、ネットメディアで生まれ『少年ジャンプ+』連載を果たしたサブカル界のスター的漫画『左ききのエレン』が手を組んだ「新聞の広告の日プロジェクト 朝日新聞社×左ききのエレン」(特設サイト)だ。 プロデュースを手がけたThe Breakthrough CompanyGOと朝日新聞社がタッグを組む第二弾が、社会課題解決型の新聞広告を企業向けに作る新たなサービス「ブランドニュース」。 GO内外の新進気鋭のクリエイターと、朝日新聞の論説委員経験者らによるチームが、これからの時代の新聞広告を企業と共に作り出すサービスだ。広告を通し

    「左ききのエレン」広告がバズった朝日新聞の危機感と希望
  • 「無駄なものはつくらない、売らない」ユニクロ環境への本気度。ペットボトル・古着リサイクル商品発売へ

    ユニクロがサステイナビリティへの取り組みを進化させている。 親会社のファーストリテイリング・グループでは、国連と連携した難民支援や取引先工場の労働環境改善など「人権」の分野から緒につき、近年では「無駄なものをつくらない、運ばない、売らない」をことや、長く着られる商品を作ることなどをテーマに掲げてきた。 ここにきてユニクロは丸である商品分野で、地球環境に配慮した、持続可能性に貢献する服の開発を実現。リサイクル・ダウンと、リサイクル・ポリエステルを活用した商品を2020年から発売する。協業したのは、戦略的パートナーで、ヒートテックやドライなどでも実績のある東レだ。 ユニクロはこれまでも自社商品を中心とした古着の回収・リサイクルを行ってきたが、選別したものを難民や被災者支援などに活用する他は、燃料などとして活用してきた。今回のリサイクル・ダウンでは、店頭で回収した「ウルトラライトダウン」を取り

    「無駄なものはつくらない、売らない」ユニクロ環境への本気度。ペットボトル・古着リサイクル商品発売へ
  • 年収半減でも人生最高。外資系広告マンが惚れた銭湯という“ビジネスモデル”

    創業86年になる高円寺の銭湯「小杉湯」。38歳の菅原理之(ガースー)さんはこの9月、そんな老舗銭湯への「転職」を決めた。 前職は外資系広告代理店のプロデューサー。社員の数は約1万人から3人に、1000万以上だった年収は半分になったが、ガースーさんは充実感たっぷりだ。 JRの高円寺駅に降り立つと、ブワッとした喧騒につつまれた。駅前のパチンコ屋の横のにぎやかな商店街を歩いていくと、赤い帽子の園児たちがヨチヨチと通り過ぎる。 そこから小道を一歩入れば、まるで昭和からタイムスリップしてきたような銭湯「小杉湯」が見えてくる。 外資系広告代理店で「ゲームのようにレベルアップしている感じ」のキャリアを築いていたガースーさんが、まさかの銭湯に転職することになった理由は、30代の半ばに感じた悩みだった。 「お客さんの上司が変わったから方針が変わってしまうとか、『こうしたら広告賞が取れる』という代理店の方針と

    年収半減でも人生最高。外資系広告マンが惚れた銭湯という“ビジネスモデル”
  • 平均年齢30歳のIT企業に入社した還暦の大工。「1カ月お試し」のつもりが一瞬でなじんだ理由

    浦上 早苗 [経済ジャーナリスト/法政大学IM研究科兼任教員] Aug. 29, 2019, 11:00 AM キャリア 444,528 「いや、分かりますよ。私も大工やってたからね」 約20人が働く静かなオフィスに、電話をしている男性の太い声だけが響く。 「『私も大工だったから』ってなべさんの口癖なんです。『私もそっち側の人間だから』もよく言ってますね」 ローカルワークスで人事を担当する坂下彩花さん(32)はニヤニヤしながら小声で解説した。 リフォームを希望する消費者と地域の工務店をつなぐサイト「リフォマ」を運営するローカルワークス(東京)。2014年創業、社員21人の平均年齢30歳という若い会社で大工歴30年の「なべさん」こと渡邉一伸さん(60)が働き始めて2年半が経った(ちなみに、なべさんの加入で同社の社員の平均年齢は一気に2歳上がった)。 ひ孫までいるなべさんは、なぜ還暦目前でIT

    平均年齢30歳のIT企業に入社した還暦の大工。「1カ月お試し」のつもりが一瞬でなじんだ理由
  • 闇営業、契約書なし、安いギャラ、宮迫の今後…吉本・大﨑会長が答えた60分

    小島寛明 [ジャーナリスト] and 浜田 敬子 [ジャーナリスト/前Business Insider Japan統括編集長] Jul. 13, 2019, 06:00 AM ビジネス 209,278 振り込め詐欺グループの宴会に参加して金を受け取ったとして、「雨上がり決死隊」の宮迫博之さんや「ロンドンブーツ1号2号」の田村亮さんらが謹慎処分を受けた「闇営業」をめぐる問題。 吉興業ホールディングスの大﨑洋会長が、Business Insider Japanの取材に応じた。 吉興業としての反社会的勢力(反社)対策、今後の対応、芸人のギャラ問題など、一連の問題で浮上した、大手芸能事務所が抱える“歪み”について、自らの考えを語った。 大﨑会長は取材の中で、反社のパーティーで金を受け取った芸人たちについて、「芸人という立場にかかわらず、人として、お年寄りをだましたおカネの分け前をもらっていたと

    闇営業、契約書なし、安いギャラ、宮迫の今後…吉本・大﨑会長が答えた60分
  • ダイソー快進撃を支える「毎晩105億件データ処理」する需要予測システムはどう生まれたか

    小売業の特徴は、いわゆる「ニッパチの法則」(売り上げを支える売れ筋商品は全体の2割という法則)。いかにして売れ筋商品の在庫を把握し、将来の需要を予測して、欠品なく並べ続けるかは生命線だ。 一方、ダイソーの特徴は、取り扱う商品点数が非常に多いことだ。 大創産業情報システム部課長の丸健二郎氏によると、ダイソーは全世界27カ国で5270店に展開し、新商品は毎月約800。「均一価格」は日と同じだが、価格レンジは各国地域の物価に合わせている。 こういう状況では、「人間の能力では在庫を把握するのは難しい」という前提に立って、丸氏が取り組んだのが、POSデータの統計的解析から個店ごとの需要予測をして欠品をなくす「自動発注システム」(2015年導入)だった。 着想後、いくつかの店舗で試験的に導入したところ、着実に欠品率が下がり、「チャンスロス」が解消された。

    ダイソー快進撃を支える「毎晩105億件データ処理」する需要予測システムはどう生まれたか
  • 寺田倉庫が現代アートの世界的パトロンになった理由——坪単価5倍以上の高付加価値空間ビジネスに大転換

    芸術、文化の発展・繁栄に力を注ぐ、世界の「アートパトロン」に贈られるモンブラン国際文化賞の2018年は、日からは、寺田倉庫が選ばれた。法人格としての受賞は日初で、倉庫企業がアートパトロンというのも極めて異色だ。 背景には、老舗の倉庫業から、現代アートの支援や発信を掲げる高付加価値の保存・保管ビジネスにシフトした、寺田倉庫のダイナミックなビジネスモデルの転換がある。 Business Insider Japanは、変革の立役者である中野善壽社長の単独インタビューを実現。7年前の就任以来、ビジネスによってアートを支えてきた思いと、その先に描く未来を聞いた。 東京湾に流れ込む運河を臨む、ウォーターフロントの天王洲エリア。8月上旬、運河沿いの寺田倉庫社7階にある、広大なスペースを訪ねた。 打ち放しのコンクリートの壁と高い天井で造られた、無機質な空間は、演出次第でその姿を自在に変え、アートや企

    寺田倉庫が現代アートの世界的パトロンになった理由——坪単価5倍以上の高付加価値空間ビジネスに大転換
  • 大企業でモヤモヤする人に伝えたい。「JR社員」という絶対的安定を捨てた理由

    会社に勤めながら、自らを成長させるため、好きなことを仕事にするため、複業を始める人が増えています。そんな複業の先に、自然と「独立」を見据えたり、それを目指して活動していたりする人もいるでしょう。 とはいえ、安定した企業の正社員という立場を捨て、完全に独立するというのは、はたから見れば勇気のいる決断。前に進みたい気持ちと、毎月の収入が0円になるかもしれない不安との間でどう折り合いをつければ——。 今回お話を伺った日高洋祐さんは、新卒から13年間勤め続けた「JR東日」を38歳で退職し、独立。株式会社MaaS Tech Japanを起業しました。鉄道会社で未来の交通インフラの設計に携わり、その道の第一人者として海外のカンファレンスに登壇するなど活躍の場を広げるうち、自然と独立を意識するようになったそうです。 しかし、JRと言えば「絶対安定」の大企業。であればこそ、収入の保証も、決まった仕事もな

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  • アマゾン、サイバーエージェント…新たな脅威と対峙する新生ADKの「破壊的」改革 | BUSINESS INSIDER JAPAN

    広告代理店業界第3位のアサツー ディ・ケイ(ADK)が、米投資ファンドのベインキャピタル傘下で経営改革への道を歩みだしてから半年。改革の陣頭指揮をとる植野伸一ADK社長と立教大学ビジネススクールの田中道昭教授が、前編に引き続き広告業界の現状と未来、同社の次なる戦略について語り合った。 参考記事:ADKはなぜ世界最大の広告会社と決別したか。トップが語る「過去との決別」 サイバーエージェントが博報堂と並んだ 田中道昭(以下、田中):業界第3位の総合広告代理店として、日では大きな存在感を放つADKですが、前編で植野さんが強調されていたように、戦略・ITコンサルやメガテック企業の登場によって、競合相手はもはや総合広告代理店だけではなくなり、広告市場の行く先自体が不透明になってきました。 業界1位の電通は、従来のマスメディアに注力しながらも、グローバルとデジタルのビジネスを拡大中です。同じく業界

    アマゾン、サイバーエージェント…新たな脅威と対峙する新生ADKの「破壊的」改革 | BUSINESS INSIDER JAPAN
  • 【徹底議論】第2のHagexさん事件起こさないために何ができるか:徳力基彦・中川淳一郎

    浜田 敬子 [ジャーナリスト/前Business Insider Japan統括編集長] and 松幸太朗 Aug. 09, 2018, 05:00 PM ビジネス 17,912 人気ブロガーのHagexさんが刺殺されるという衝撃的な事件から1カ月半が経った。なぜあの事件は起きてしまったのか。 インターネットの変遷を見続け、ソーシャルメディアの草創期もよく知るアジャイル・メディアネットワークCMOでブロガーの徳力基彦さんとネットニュース編集者の中川淳一郎さんが、事件が起きた背景などについて論じた。 <Hagexさん刺殺事件の経緯>2018年6月24日午後8時ごろ、福岡市中央区内の起業家支援施設で開かれたイベントで、講師を務めたインターネットセキュリティー関連企業の岡顕一郎さん(41)がナイフで殺害され、松英光容疑者が殺人と銃刀法違反の疑いで逮捕された。 松容疑者はネット上で「低能先

    【徹底議論】第2のHagexさん事件起こさないために何ができるか:徳力基彦・中川淳一郎
  • なぜ日本人だけが時間の正確さにこだわりすぎるのか

    多くの日企業が海外市場へ進出し、優秀な人材を確保するという点から、グローバル視点は欠かせない。その時に起きる課題が、違う文化や価値観の中でいかにお互いを理解し、共生し、同じゴールに向かえるかということだ。 日海外文化の違いを視覚的にわかる「指標」で示し、文化の違いや隔たりから起きるトラブルや混乱を避けようと説くのが、フランスなどに拠点を置く経営大学院、INSEADの客員教授、エリン・メイヤーさん。著書『異文化理解力 相手と自分の真意がわかる ビジネスパーソン必須の教養』はさまざまな異文化による違いを乗り越えるための示唆に富んでいる。 「KY(空気が読めない)」ことは、日ではご法度だが、メイヤーさんによると、日以外で「空気を読む」国は、あまり多くはない。日人ビジネスパーソンが、海外で戸惑うのは、この大きな違いを理解していないためだ。 こうした文化や考え方の異なる点をしっかり理解

    なぜ日本人だけが時間の正確さにこだわりすぎるのか
  • ヤフーはつまらない会社になってしまうのか —— 覇権争い続ける2兆円企業の岐路

    佐藤 茂 [金融・Web3ジャーナリスト/CoinDesk Japanアドバイザー] Jul. 27, 2018, 04:20 PM ビジネス 43,771 東証株価指数(TOPIX)が過去1年で8%近く上昇する一方、年間売上9000億円、営業利益2000億円弱を稼ぐヤフーの株価は26%下落、時価総額は2.2兆円まで縮まった。ヤフーの近未来における成長を懸念する市場の声は一段と大きくなってきた。 世界はSNS・スマートフォンの時代に入り、AI人工知能)・ブロックチェーンがこれからの社会の背骨を形成する中で、PCを中心としたプラットフォームを作り上げてきたヤフーがプラットフォーマーとしての力量をさらに増やしていくことはそう簡単ではないだろう。 そう語るのは、いちよし経済研究所・主席研究員の納博司氏。 「ヤフーにとって、一番良い時代は終わったのかもしれない。PCをコアにするインターネット時代

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  • 人が辞めない!ビームス、離職率3%の衝撃——「一緒に働きたい」を重視する採用 | BUSINESS INSIDER JAPAN

    クリエイター気質で外交的な設楽洋社長の右腕として人事を統括するのは、遠藤惠司副社長だ。小学校から大学まで同じ学校に通った同級生で、今でも一緒にバンドを組んでいるほどの仲良しぶりだ。 「ビームスの離職率は、少なくとも6年前からずっと3%台で推移している。この基調は十数年変わっていない。社・オフィスと店舗(販売員)を合わせたもので、特に直近は店舗のほうが離職率が低いのは、自分でも意外なほど」と明かす。 面接中の涙も歓迎 一つのヒントは、その採用基準にある。春の新卒採用と、秋のアルバイト・準社員からの社員登用の年2回の採用活動では、いかに優秀な人物を採るかに躍起になる企業を尻目に、「最初から『ビームスを辞めにくい人』『今のビームスの中で長く仕事を続けてくれそうな人』を採用している。ビームスという集団との相性の良さを問い、学歴や成績はほぼ重視していない」と遠藤副社長。 遠藤副社長が臨む3次面接で

    人が辞めない!ビームス、離職率3%の衝撃——「一緒に働きたい」を重視する採用 | BUSINESS INSIDER JAPAN
  • 10年後経営者さえいなくなる。イーサリアム財団で働く日本人が語るブロックチェーンが組織にもたらす変化

    「ブロックチェーン」という言葉を聞いたことがないビジネスパーソンは、もうほとんどいないでしょう。しかし、その概念や仕組みを理解するのはとても難しく、ブロックチェーンの技術が世の中にもたらすインパクトについて、限定的な理解にとどまっている人は案外多いかもしれません。 日では暗号通貨による「お金儲け」の部分ばかりがクローズアップされてしまっているけれど、当は、ブロックチェーンにはもっといろんな可能性があるんです。これからの私たちの働き方を一変させてしまうほどのインパクトも —— 。 そう話すのは、世界のブロックチェーン業界に初めて足を踏み入れた日人として知られる、宮口礼子さん。2013年、アメリカのビットコイン取引所Krakenの運営会社に参画し、日ではMt.Gox事件の後処理に奔走、日ブロックチェーン協会を設立と、企業の枠を超えてブロックチェーン業界の発展に貢献してきた人物です。

    10年後経営者さえいなくなる。イーサリアム財団で働く日本人が語るブロックチェーンが組織にもたらす変化
  • 「断りブランディング」の実践者を直撃。仕事を断るほどブランド力が高まり、売り上げ増、働き手を守る仕事術とは。

    仕事を断るほど単価が上がり、クオリティーも業績も上がる———。起業したり、独立したりした直後は「仕事を断る」ことは恐怖に近い。次から仕事が来なくなるのでは、と予想するからだ。 だが、「断ることでブランド力が上がる」と、最初から「断る」ことを実践している人もいる。むしろ断ることで現場を疲弊させることなく、単価を上げるという“断りブランディング”の実践者たちに、その信念を聞いてみた。 案件断り、社員の担当を厳選 「とにかく仕事を断る会社というイメージが先行しているのですが(笑)やみくもに断っているわけではありません」 デザイン系スタートアップ、グッドパッチCEOの土屋尚史さんはこう話す。 ニュースアプリ「Gunosy(グノシー)」、家計簿アプリの「マネーフォワード」、一世を風靡したキュレーションメディアの「MERY(メリー)」———。グッドパッチは目覚ましい成長を見せた数々のサービスのUI(ユ

    「断りブランディング」の実践者を直撃。仕事を断るほどブランド力が高まり、売り上げ増、働き手を守る仕事術とは。
  • わたしが資生堂CSOと個人会社を“複業”する理由 —— 留目真伸氏の「プロ経営者3.0」思考

    2015年4月からレノボジャパンとNECパーソナルコンピュータの社長として両グループを率いていた「プロ経営者」留目真伸氏。2018年5月の突然の退任発表を経て、6月5日に公表された活動が注目を集めている。 関連リンク:資生堂:組織の一部改正と執行体制の変更および人事異動のお知らせ 7月1日より、化粧品大手・資生堂のCSO(チーフストラテジーオフィサー)に就任するとともに、個人会社HIZZLE(ヒズル)で「プロ経営者の育成」にも取り組むという、パラレル転身だったからだ。 46歳の新世代経営者の「複業(副業)観」と「プロ経営者を育てる」活動の意図を留目氏に聞く。 留目真伸(とどめ・まさのぶ):1971年、東京生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。総合商社、戦略コンサルティング会社を経て、2002年にデル、その後ファーストリテイリングを経て2006年にレノボ・ジャパンに入社。2015年4月に社長就任

    わたしが資生堂CSOと個人会社を“複業”する理由 —— 留目真伸氏の「プロ経営者3.0」思考
  • 会社を辞めてフリーランスで働きたいあなたが知っておくべき10のこと

    時間や場所に縛られない自由な働き方として、フリーランスを選ぶ人がここ数年で増えている。クラウドソーシンングサービス大手のランサーズ調査によると、副業を含めたフリーランス人口は1119万人(人口比17%)に達し、2015年比で2割増となっている。“自由な働き方”として注目を集めるフリーランスだが「好きなことをしてべていく」道は、それなりにリスクが伴うのも事実。 「フリーランスは、すごくシビアな世界」という、プロフェッショナル&パラレルキャリアフリーランス協会代表理事で、自らもフリーランス歴8年の平田麻莉さんと、労働訴訟を数多く扱ってきた今泉義竜弁護士に、会社を辞めてフリーランスとして働こうとする人がまず考えるべきポイントについて聞いた。 1. スキルに再現性があるか フリーランスとして働き続けるには「結果を出すことに再現性がないといけない」と、平田さんは指摘する。 「フリーランスは時間の切

    会社を辞めてフリーランスで働きたいあなたが知っておくべき10のこと
  • アベマ、ネトフリ、アマゾンが激突する「恋愛リアリティショー戦国時代」

    2018年の春シーズン。Netflix(ネットフリックス)、AbemaTV(アベマティーヴィー)、Amazonプライム・ビデオといったオンラインの動画配信サービス(動画サービス)でも、続々とオリジナルの新番組が始まっている。 中でも目立つのが、恋愛リアリティショーの数の多さだ。なぜ、恋愛リアリティショーは“動画世代”の心を射止めるのか? 複数の関係者の話を元にまとめた、動画サービスの恋愛リアリティショー勢力図(2018年春シーズン)。 制作:Business Insider Japan (C)AbemaTV(今日、好きになりました。、真冬のオオカミくんには騙されない❤︎、恋する❤週末ホームステイ、恋愛学部交流会ラブ❤キャンパス、アプリで恋して何が悪い)、(C)フジテレビ(あいのり:Asian Journey)、(C)フジテレビ/イースト・エンタテインメント(TERRACE HOUSE OP

    アベマ、ネトフリ、アマゾンが激突する「恋愛リアリティショー戦国時代」