若者の「新聞離れ」が指摘される中、その傾向がますます加速していることがNHK放送文化研究所の世論調査の結果で明らかになった。テレビや新聞など複数のメディアの中から「1番目に欠かせないメディア」を選んでもらう質問では、前回5年前の調査と比べて「インターネット」を挙げた人が「新聞」を大きく上回った。 1日に1回は新聞に触れる人の割合も、60代以下の全世代で10ポイント以上減少しており、「老人メディア」ぶりが加速している。 5年前の調査ではインターネットと新聞が並んでいた 調査は5年ごとに行われており、今回は15年2月から3月にかけて無作為に選んだ全国の16歳以上の男女3600人を対象に実施。そのうち2442人から有効回答を得た。調査結果は15年7月7日に発表された。 中でも目を引くのが「欠かせないメディア」に関する設問だ。テレビ、ラジオ、インターネット(メールは除く)、ビデオ・DVDなどの映像
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