2024年7月、Mozillaは最新バージョンのFirefoxブラウザーで、Privacy-Preserving Attribution(PPA:プライバシー保護属性)と呼ばれる技術を導入しました。この技術は、オンライン広告の効果の測定を目的としていて、Firefox 128ではデフォルトで有効になっています。 このニュースはすでに、ネット上のプライバシー保護を擁護する人たちから注目を集め「今度はMozillaもユーザーデータを販売するようになった」といった声も上がっています。FirefoxのCTOであるボビー・ホーリー (Bobby Holley) 氏は、ユーザーに直接説明しようと、Mozillaが実際に行ったこととその理由をRedditに投稿しました。 それでは、PPAとは何か、PPAはそもそもなぜ必要なのか、そしてPPAはなぜ今登場したのかを、詳しく見てみましょう。 Google広告
Firefoxなどの開発で知られるMozillaが、オープンソースでのAIエコシステム構築を目指すスタートアップ「Mozilla.ai」の設立を発表しました。Mozillaからの投資額は3000万ドル(約39億円)に上る見込みです。 Mozilla.ai https://mozilla.ai/ Introducing Mozilla.ai: Investing in trustworthy AI https://blog.mozilla.org/en/mozilla/introducing-mozilla-ai-investing-in-trustworthy-ai/ AIに関する研究は長年にわたって続いてきましたが、2022年には「Stable Diffusion」「Midjourney」「DALL・E」などの画像生成AIやチャットAI「ChatGPT」、文字起こしAI「Whisper」
再利用可能なUI部品を組み合わせて画面を構築していくのは、多くのGUIアプリケーションにとって効率の良い開発手法です。ブラウザ向けにも多くのライブラリが再利用性を担保するための工夫を重ねてきましたが、実はブラウザ自身が再利用可能なUI部品を作成するための機能を備えていることはご存知でしょうか。本記事では、Web Componentsという名称で総称されるブラウザの機能について解説します。 対象読者 AngularやReactなどのフレームワークに頼らずに再利用可能なHTMLやCSSを整備したいマークアップエンジニア AngularやReactなどのフレームワークとWeb Componentsを併用する利点を学びたいJavaScriptエンジニア 前提環境 筆者の検証環境は以下の通りです。 macOS Monterey 12.3.1 Google Chrome 100.0.4896.127
不安、うつ、DV、摂食障害――。人にはなかなか相談できない問題も、メンタルヘルスアプリなら心の健康を支える助けになってくれそうに思えるかもしれない。しかしそうしたアプリについて独自の調査を行ったMozillaは、32個のアプリのうち28個に「プライバシー保護に問題あり」と判定した。 Mozillaは2017年から消費者向けアプリやつながるデバイスを対象に、安心して使用できるかどうかを調べた結果を公表している。調査では個々のアプリの仕様や脆弱性対応、暗号化対応、プライバシーポリシーの内容などを詳しく検証し、独自に定めた最低基準を満たしているかどうかを判定。 ユーザー情報の管理に問題ありとみなした製品には「Privacy Not Included」(プライバシーは含まれず)の警告を表示し、「Creepy」(薄気味悪さ)の度合いをランク付けしている。 今回の調査対象としたメンタルヘルスアプリにつ
5 月のメンタルヘルス月間にちなみ、Mozilla がメンタルヘルスアプリやお祈り・瞑想アプリ計 32 本のプライバシーとセキュリティについて調査結果を公表している (Mozilla Foundation のブログ記事、 The Verge の記事、 SlashGear の記事、 Ghacks の記事)。 アプリ 1 本あたり最低 8 時間行ったという調査の結果、ユーザーデータの管理に強い懸念が持たれる「*Privacy Not Included」警告ラベルが付けられたアプリが 32 本中 28 本におよび、Mozilla の最低セキュリティ基準を満たさないアプリも 25 本あったそうだ。評価は Mozilla によるものと、ユーザーの投票によるものとの 2 種類。警告ラベルは Mozilla の評価のみによると思われるが、その評価基準は非常にわかりにくい。 たとえば子供向けアプリ「Bre
米コンピュータ緊急事態対策チーム(US-CERT: United States Computer Emergency Readiness Team)は12月2日(米国時間)、「Mozilla Releases Security Updates for Network Security Services|CISA」において、Mozillaが提供している「NSS(Network Security Services)」と呼ばれるライブラリに致命的な脆弱性が発見され、セキュリティアップデートがリリースされたことを伝えた。 NSSは、セキュア通信を用いるソフトウェアのためのクロスプラットフォーム・ライブラリであり、SSやS/MIMEなどの通信をサポートする各種実装を提供する。該当する脆弱性に関する情報はMozillaによるセキュリティ情報ページにまとめられている。 Memory corruption
by Roland Tanglao Thunderbirdは、Mozilla Foundationが中心となって開発が行われるオープンソースのメーラーで、Windows版・macOS版・Linux版がリリースされています。およそ17年という歴史の中で二転三転してきたThunderbirdの開発・運営が「Mozilla Foundationの完全子会社に移行した」と公式ブログで発表されました。 Thunderbird’s New Home | The Mozilla Thunderbird Blog https://blog.thunderbird.net/2020/01/thunderbirds-new-home/ Thunderbirdの公式ブログによれば、2020年1月28日をもってThunderbirdプロジェクトはMozilla Foundationの完全子会社である「MZLA T
Live Nation says its Ticketmaster subsidiary was hacked. A hacker claims to be selling 560 million customer records. An autonomous pod. A solid-state battery-powered sports car. An electric pickup truck. A convertible grand tourer EV with up to 600 miles of range. A “fully connected mobility device” for young urban innovators to be built by Foxconn and priced under $30,000. The next Popemobile. Ov
Mozillaは、さまざまなオンラインニュースパブリッシャーからの記事を月額5ドル(約540円)で広告なしで読むことのできる新しい購読サービスの提供を計画しているようだ。 Mozillaは現在、「Firefox」で提供するこのサービスを消費者が利用するかどうかを確かめるためのオンライン調査を実施している。「月額4.99ドルで今すぐ登録」というボタンをクリックすると、サービスはまだ提供されておらず準備中であるとの説明と、アンケートを開始するボタンが表示される。 Mozillaがこのサービスを開始する場合、Scrollとの提携によって実現する可能性が高い。Scrollは広告なしのニュース購読サービスで、Slate、The Atlantic、BuzzFeed、USA Today、Voxなどのメディアパートナーと連携している。 このサービスは新しいアイデアではないが、GoogleやFacebook
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