WEBメディアが正攻法でマネタイズするのは困難であり、「CGM」が生き残る一つの道だと語る田端氏。「その場合、コンテンツのクオリティは担保されなくなるのでは?」という問いに対して、「いま受け手が何を求めているか」という視点から、今の時代の文脈にそってクオリティを定義する―。 NHN Japan 田端信太郎のWEBメディア論。[第1回:マネタイズ]から読む WEBメディアのコンテンツクオリティは高いのか? ― 先ほど、「CGM的にコンテンツを生み出す仕組み」の有無が、WEBメディアのビジネス的成功の一つのポイントになると仰いました。ただそこでいくと、コンテンツのクオリティという面で懐疑的に見る向きもあるように思います。 うーん、これも難しい問題ですよね。まずそもそもの話、「コンテンツとは何か」から定義しないといけない。例えばGoogleの検索結果はコンテンツなのか。ある意味、コンテンツと言え