株式会社so.laの辻正浩氏が、Googleを退職した長山一石氏とタッグを組んで、新会社「JADE(ジェイド)」を設立、2019年6月1日から営業を開始する。創業の背景や新会社のミッション、さらには現在のSEO業界における課題まで、サイバーエージェントの木村賢氏が聞いた。◎撮影:吉田浩章 株式会社JADEを始めます(辻正浩氏のブログ)https://webweb.hatenablog.com/blog/other/sola2jade株式会社JADE設立のお知らせ https://ja.dev/entry/2019/05/29/222311 普通の生活をしていて、一人でSEOなんてできるわけない木村: 辻さんと長山さんが新会社を設立するということで、詳しく話を聞いていきます。とりあえず簡単に自己紹介からいきましょうか。僕はサイバーエージェントの木村です。インタビューはしたことがないですが、編
なんてご提案を伺うたびに、「はぁ、またか…」と、ため息をついてしまうこともしばしば。DMPは、ちゃんと使えば企業が顧客に対してより良いコミュニケーションをしていく大きな助けとなるはずです。しかし、今のDMPに対するさまざまな言説を見るに、 「そもそもDMPって広告ソリューションなんでしたっけ?」「DMPって分析ツールなんでしたっけ?」「DMPを内製するってどういう意味でしたっけ?」ということを、いったんちゃんと見つめなおすべきフェーズが来ているのではないかと思ってしまいます。少なくとも、現場でデータと格闘し、コミュニケーションを企画し、日々運用している私には、そう思えて仕方ないのです。 申し遅れました。わたくしは、ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社でCX、コンテンツ、データとデジタルを活用したマーケティングなどを担当している各務浩平(かがみ こうへい)と申します。まだ30代(独
人気以外の基準で飲食店探しができ、“行って良かった”お店が見つかることがコンセプトだという日本最大級の実名型グルメサービスRetty。「サービスを通じて、お店を見つけてもらって、おいしかった、楽しかった」までデザインするのがRettyのデザイナーのミッションだという。また、思い切ったUI変更によって口コミ数が220%増したという。そのミッションに対し、どのようにデザインをしているのか、思い切ったUI変更ができる秘訣などデザイナーの近藤氏に聞いた。 ――「行って良かったお店が見つかる」というコンセプトにおいて、デザインチームの目標や社内での立ち位置を教えてください。 デザインチームの目標としては、ユーザーさんが求めるゴールまで、より良い方法で導くことです。そのため、そのゴールまでにどんなシナリオがあるのかやゴールまでの行動がスムーズに達成できるかを考えて分析や企画を立てて、それをUIに落とし
今日は小ネタです。Webページに設置しているソーシャルシェアのボタンが、モバイルではデスクトップと比べて非常に使われる率が低いという調査データがありました。さて、モバイルではソーシャルボタンは不要なのでしょうか? 「ソーシャルシェアボタンをモバイルで使ってる人なんているの?」という記事を、Moovwebが公開(リンク先は英語記事)し、ソーシャルシェアのボタンがモバイルではかなり使われていないことを調査データで示しました。 同社のサービスを利用しているECなど250サイトのデータ(の一部)を調査したところ、モバイル環境でソーシャルシェアボタンを利用しているのは訪問数比率で0.2%だったということです。 同社によると、ソーシャルシェアボタンを使うユーザーよりも、広告をタップするユーザーのほうが11.5倍多かったとのことです。 さて、このデータはどう読んで、どう利用するのがいいのでしょうか。 こ
ローカルビジネスを躍進させる「ローカルSEO」の水路を航行するのは、「ビジネス」という名の船だ。オーガニックフードを扱う店の個人経営者であれ、数百店舗を展開する医薬品大手の経営者であれ、毎週・毎年のように業界に打ち寄せるいくつもの小さな波のなかで、針路を見失ってしまうこともある。 その波とは、たとえば、こんな風なものだ。 グーグルは以前、店舗にタブレットなどを設置して、来店者にその場でレビュー投稿を依頼する(レビュー・キオスク)のを一度は承認していたのだが、その後、禁止した。 カルーセルに特定の歯科医院を表示したこともあったが、現在ではそうした業界単位の表示自体を廃止した。 サイトを経営するのに必要なのは、こうした変化に対応するだけではない。構造化データをページに実装し、ソーシャル活動に積極的に取り組み、モバイルや音声に対応する必要がある。 これらすべてをこなすのは、あまりにも大変だ。 そ
次のようなアルゴリズムでコンピュータが自動的に判断しています。順に説明します。 SmartNewsで対象となる情報は、インターネット上で固有のURLについてユーザーが何らかのアクションを起こしているものです。その情報の内容がどの言語で記述されているかを判断します。その情報がどのカテゴリに属するか、カテゴリ分類します。その情報の類似判定をします。これは、多様性のある情報を届けるためで、同じような内容が重複しないようします。また、情報が重複している場合は、情報の早さや人によく見られているといったさまざまな要素を総合的に判断して一番良いと判断されるものを選定しています。さらに、そのなかで注目度判定を行います。注目度判定にもいろいろな指標がありますが、たとえば以下があります。ソーシャル上でどのくらい反応があるかSmartNewsで実際に配信したときのユーザーの反応たとえば、SmartNewsで配信
いまや、いかに「コンテンツが王者」であるかを、だれもが語り、「ユーザーのために質の高いコンテンツを作る」ようにとアドバイスする。キーワードが(not provided)になる以前から、「キーワードは終わった」と口にする人もいた。 もちろん、こうした言葉によってそれなりのアプローチがひらめく場合も多少はあるかもしれないが、実際のところ、たいていは、それ以上の情報を何ももたらさない役立たずの決まり文句でしかない。 コンテンツの関連性測定を可能にする「質の高いコンテンツ」とは何なのだろうか。 ユーザーにとって関連性の高いコンテンツとは、どのようにすれば作れるのだろうか。 「タイトルにキーワードを入れ、コンテンツにキーワードを7回入れる」といった手法は、まだ有効だろうか。 検索エンジンが時とともにどのように発達してきたのか、そしてどんな特徴が流行しその重要性が変動してきたのかを理解するべく、Sea
アクセス解析、マルチデバイス対応、モバイルファースト、A/Bテストなどを行うことでとりあえず満足し、自社のWebサイトはUXデザインを実践できていると考えてしまう企業は多い。しかし、それで本当にユーザーが喜ぶ体験を提供できていると言えるだろうか、“UX王子”こと千葉工業大学の安藤氏が、自らの行った人間中心設計やUXの研究をもとに、真にユーザーの体験を考えたサービス設計について解説する。 人間中心設計とKPI中心設計の違い Web担当者Forumミーティング 2014 秋の最後の基調講演に登壇した千葉工業大学 工学部デザイン科学科 准教授の安藤昌也氏は「御社のWebサイトにUXは必要? UXってウチのサイトに関係あるの? ~UX王子の語るUX論」と題して、今の世の中で主流なKPI中心のサービス設計ではなく、真にユーザーを考えたUXデザインを行っていくために必要な視点について講演した。 安藤氏
従来のマーケティング手法は、よく言われるように企業から人々に向けて一方的に行ってきた。そして新商品の発売やキャンペーンなど、企業側がマーケティングをしたいタイミングに合わせて、伝えたいメッセージをさまざまな方法でターゲットとなる人々に伝えてきた。これらがいわゆるアウトバウンドなマーケティングである。 それに対してインバウンドマーケティングとは、何かを知りたい、調べたいと思った人が、その流れの中で企業を見つけてやってくる、というイメージだ。インバウンドマーケティングのソフトウェアを開発・販売するHubSpot(ハブスポット)の本社があるボストンエリアでは、下り電車のことを「outbound」といい、上り電車のことを「inbound」という。中心から離れていくほう、近づいてくるほう、とすればイメージがつきやすいだろう。 なぜ、インバウンドマーケティングは注目されているのか、その背景にあるのは、
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く